医学部時代をブラッシュアップするなら。⑨CBT

こんばんは。一昨医です。
今日も投稿読んでいただいてありがとうございます。

CBTまでやってきました。
臨床医学は気が向いたら詳しいものを書くことにしました。
どんどん過去のことを忘れてしまうので、とりあえず年次を進めていきます。

過去問?再現問題?を99%仕上げる

過去のシリーズでも幾度も話しているので、コンパクトに。
CBTは過去問なんだか再現問題なんだか良くわからない、例の問題集で皆さん対策するものだと思います。
おそらくそれを超える「本番に最も近い難易度・習熟度を担保する教材」はないと思います。
値段はそれなりにしますが、おとなしく早めに購入してみんなに乗っかりましょう。
まだ買ってないけど大丈夫かなとか、あの教材がいいのかなとか「初見で道筋がわからない状態でうろうろ迷う」のが1番もったいないので。
参考書たくさん買うけどやってない状態」を避けましょう。

習熟度としては、CBT前日に99%即答できるようにしておく方が良いかと思います。
自分の反省としては、以下の通り。
「周辺知識が不足していて、問題を丸暗記しただけにとどまってしまった」
多めに見積もると、全問題の4割くらいはこの状況だったと思います。
基礎医学・臨床医学を「テストを突破するため」だけにこなしていたから陥ってしまったのかなと分析していますが。
まあ、綺麗事を並べてテストに落ちるよりは100倍マシだと思いますし。
後述しますが、周回することで周辺知識は定着するものだと思うので、この年次ではある程度しょうがない部分があるかなと思っています。

新規問題に取り組んで頭を使うことも必要かと思うので、1回くらいは模試を受けてもいいと思います。
自分は試験前日にオンライン模試を受けてかなりギリギリだったので、その後ものすごい集中力で最後の追い込みをかけました。
1週間前ー2日前くらいにやるのが、仕上がりの評価と直前期の気持ちの作り方としてはいいんじゃないかと。前日はおすすめしません笑

この段階で予備校講義をスタートさせることを推奨

国家試験を見据えて、この段階から1周目開始しましょう。
「知識を入れる+問題演習」がどの学習でも基本形だと思いますが、「知識を入れる」ことにおいて予備校講義は有用だと思っています。
最終的な目標である国家試験合格に向けて過不足が(あまり)ない教材を各社提供してくれていると思うからですね。
CBTの試験範囲と国家試験の試験範囲はかなり被っているはずなので、この段階でスタートするのが最終的には楽な道のりだと思います。

CBT用に絞ってあるものと、国家試験まで同じ教材のものとあると思いますが、僕は後者の方が良いと思っています。
シンプルにCBT後に新規の教材をゼロから取り組むより、すでに1周している同じ教材の方が知識の定着率が経験上高いからです。
「新しい気持ちでリスタートしたい」という人は別ですが。
予備校選びはまた別で記事にしたいと思っています。

CBT特有の基礎医学もカバーしてくれています。
大学の定期試験ほどの知識の深さは不要なので、これでサクッと対策しましょう。
ちゃんとやりたいという人は、過去記事参照ください。

連問はメンタル勝負

CBT特有の方式として、連問があります。
同じ症例に対して1問目答えた後に追加シナリオが渡されて、前の問題には戻れないというやつです。
この追加シナリオが曲者で、「1問目間違ってるやんけ」というのを即座に教えてくれるわけです。おせっかいにも程がある。

まあ文句を言ってもしょうがないので、どう立ち向かうかということなんですが。
気にしないこと。それだけです。

何の解決にもならない答えなんですが、後戻りできないですからね。
高校のテスト期間に「初日の数学できなかったなー」というのを最終日までずっと引きずるようなものです。
「これぐらい努力してきたから大丈夫」とか「ちっちゃいことは気にしない」と思えるか、それは勉強量・体調をどれぐらい事前に整えたか次第だと思います。
ですので、この記事の中では、最初の項の勉強のやり込みに立ち返って欲しいなと思います。

試験にしろ、スポーツにしろ。
自分なりのメンタルの整え方はまた今度まとめてみようと思います。
CBTについてまとめるつもりが、新しい記事の内容が2つも見つかるとは。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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一昨医(ototoi)
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