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最近覚えた綺麗な熟語3

前回から1ヶ月以上空いた。年も越した。結構熟語のストックが出来たのでまた再開する。この間読んだ「しゅららぼん」はまぁまぁ面白かった。万城目さんの本は突拍子もない設定に対して、地域や地元の風景や人々の描写が良い。没入できる。いつも分厚いけど。

・矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)
色んな角度から見ること、眺めること。「舟を編む」に載っていた。類語に矯めつ歪めつ、矯めつ透かしつ、もある。やはり3+4の語感は気持ち良い。この言葉を考えた人の頭を矯めつ眇めつ検分したい。

・大山鳴動(たいざんめいどう)
騒ぎだけ大きくして結果は小さいこと。テレビや悪徳週刊誌の過剰報道みたいだ。2013年の子宮頸がんワクチンなんかは特に。そういえば初期のコロナワクチンの安全性への報道も大山鳴動だね。

・畢竟(ひっきょう)
結局、つまるところ。ひっきょう、ひっきょう、ひっきょう!大変格好良い言葉。声に出して使ってみたい言葉ランキング上位勢。多分伝わらないことを意識しつつ、それでも使って孤独に寡黙に優越に浸る。畢竟、ナルシズム。

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