【旅の記録 #13】2018年の周年当日、私は新潟にいた
旅の記録 episode.13
新潟 編
2018年7月28日。
OTO OTO 4周年の日。
その日、私は新潟にいた。
日本全国で行われている芸術祭。それが とても好きで、３年ごとに開催されている新潟の「大地の芸術祭」へもいつか行ってみたいと思っていた。
そして、2018年。
大地の芸術祭のある年。イベントのひとつに大好きな安藤裕子さんが出ると発表された。そして、新潟は仲良しの作家harapecoraさんが住んでいる町でもあって。
そんな色々な縁が重なって、
この年に「行く」以外の選択肢は見当たらなかった。
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初めての新潟。目的地は「十日町」という場所で、新潟市内からは少し離れていた。
大きいビジネスホテルなんかはなくて。その町にしかないようなホテルに泊まった。
ホテルに着くと、「今日、ホテルの設備が故障していてお湯が出ません！」と言われた。なんてこった。「代わりに、近くの銭湯で使える無料券をお渡しします。」と案内があったけど徒歩で30分かかる場所。
車じゃない自分としては、真夏にそんな距離へ移動するなんて....と思ってしまった。お風呂入っても、ホテルへ帰る道のりで汗だくになるやん。
そんなわけで、銭湯へは行かず。お水は出たので、ホテルのお風呂でこと済ました。でも、いくら真夏と言えど、お水のお風呂は寒かった、お湯って尊いんだな。
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7月28日のお昼過ぎ。新潟へ着いて、その日はコンサートへ行った。そして翌日の29日に、芸術祭を回った。
harapecoraさんが車を出してくれたおかげで、いろんな場所を巡ることができた。
移動しながら、たくさんのアートを楽しんだ。
教室全体が黒板になっている場所もあって。
引き出しの中にも色々隠れていたりして。
学校ごっこも楽しかった。
落書きしても怒られないから、最後にわたしたちの名前もばっちり残して来た。
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絵本と木の実の美術館というところ。可愛いブランコがあった。
harapecoraさんがカバンに付けて来てくれたOTO OTOブローチを眺めながらご飯を食べたり。
ここは、もと学校なのかな？体育館みたいな場所。
なんとかギリギリ届きそう。（触れてはいない）
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そのあとも、
「注文の多い料理店」のドアを いっぱいくぐったり。
時々ぼやけたり。
たまに森に迷い込んだり。
とても暑かったけど楽しい夏休みやった。
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2020年。ただ気温が高いだけの時間は、わたしにとっては 夏なのか怪しかった。
芸術祭のように暑い中アートを巡ったり、お祭りに行ったり花火を見たり。気温だけではない、季節を感じられるものが、今はとても恋しい。
episode.13 おわり
▼これまでに書いた旅の記録はこちら
わたしには約10年前から、
『日本の全部の都道府県へ行く』という夢があります。少しずつ少しずつ開拓をしてきて、残すところ、愛媛と茨城と栃木になりました。
日本の47都道府県のうち、これまでに44個の場所へ行ったことのあるわたしの旅を、少しずつ連載として綴っていきます。文字は少なめ、写真が多めです。
第1～5回は、北海道の旅を綴りました。
第6～11回目は、2016年10月に訪れた、 東北編。12回目は、東京編でした。
また次の更新をおたのしみに。
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