2023年1月の記事一覧
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4月27日、Z世代、マケラによるシベリウスの交響曲、全7曲が出現させる、"シベリウス・ワールド"の稀有な魅力に圧倒された!
フィンランド発の新たな才能、クラウス・マケラと、彼が率いるオスロ・フィルの演奏で、シベリウスの全7曲の交響曲と、未完の8番のフラグメント、そして、交響詩「タピオラ」。 DECCA/4852256 指揮者の音楽の掴み方って、時代性、あるなと... 少し前だと、解析的で、シャープな演奏(あれは"デジタル"な感性だったか... )がカッコよかったけれど、Z世代、マケラの指揮は、よりしなやかで、何物にも捉われないことから生まれる万能さ(スマホネイティブな感性?)が真新しく... そ
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4月13日、フランスの感性をそのままに繰り出される、驚くべき、やわらかなマタイ受難曲... バッハの音楽そのものの魅力が解き放たれる!
ラファエル・ピション率いる、フランスのピリオド・アンサンブル、ピグマリオンの合唱と演奏、ユリアン・プレガルディエン(テノール)、ステファヌ・ドゥグー(バス)らが歌う、バッハのマタイ受難曲。 harmonia mundi/HMM902691 中世にまで遡る受難曲の歴史... その伝統とより丁寧に向き合い、実直に聖書を歌い上げたのがバッハ(1685-1750)の受難曲。今となっては、受難曲=バッハというイメージが固定しているけれど、ラッソ(1532-94)、ビクトリア(1548