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【サスペンス🍠】便秘探偵🍠 芋崎蜜子 1.笑う男

🌾ミステリー小説 閲覧注意


ひーーーー
ふーーーー😖

今日も便秘!

私は便秘探偵
芋崎蜜子!

こう見えて名探偵!


今、
スーパーマーケットで
🍠を買いに来たんだけど
ちょっと腹痛に襲われて
トイレにいます!


「ばーん」

「キャー!」


大きな音、、、
そして女性の悲鳴

事件の匂いがするわ!


蜜子は便座から立ち上がり
トイレの窓から外を見た




なんと、、、
地面に
男性が血を流して倒れている


女性が近くで正座している
腰を抜かしたのであろうか?


おそらく
高いところから
落ちたのだろう、、、


下へ降りてみよう

、、、


事件、事故現場には
5人いた


1人は女性
かなり綺麗な女性
すらりとしていて
160センチはある


4人は男性であった

警察への連絡は済んでいるようだ

被害者は完全に死んでいる
頭部からかなり出血している
身体もかなり変形している
痛かったろうに、、、

蜜子は
我を忘れて観察していた
職業病というやつか、、、


👴「離れろ!!」

気付けば
さっきより5倍くらいの人数が
集まっている

まだ私が来てから数十秒くらいなのに、、、

野次馬というやつだ

初期からいた
5人のうちの最年長とみえる
おじいさん👴が
「近づくな!
警察がくるまでは
この状態を変えてはならない!
写真も撮るな」

と訴えかけている


正義感の強そうなおじいさんだ👴


!!!

ふと視界の右側に
不気味なものが見えた


男性の笑顔だ

笑っている、、、

この状況で
笑っているのは
不自然であり
不気味だ

その男性は、、、
初期からいた

肌が青白く
眼鏡をかけていて
細身の男性


微笑んでいるという
レベルではない

明らかに笑っている

まるで少年のような笑み
無邪気に笑っている

とても
不気味だ😨


!!!!!

その男性が
こっちの視線に気づいたのか


目が合ってしまった
蜜子は背筋が凍った


笑男
「どうしました?😁
そうですよね
この状況で笑っていたら変ですもんね😁」

話せるタイプだ、、、
どうやら自覚もしているし
思っていたより変な人ではなさそうだ


蜜子は
胸をなで下ろした

蜜子
「そうですね。
ちょっと笑っている方がいて
びっくりしてしまいました。
ごめんなさい。」


笑男
「いえいえ😁
笑っている私が悪いですよ😁
寺田牛彦でしたっけ
葬式で笑っちゃうようなアレですよ😁
ああ、笑うつもりないんだけどなあ😁

話せるタイプね、、、
淡々としゃべる
かといってドライな感じはしない

生き生きとした感触
リズムが感じられる

知性を感じさせるし
決して頭のおかしな人ではなさそう、、、


でも、、、

蜜子は呼吸を落ち着かせた


蜜子
「あなた犯人ですよね?」


笑男
「そうですよ😁
よくわかりますね!😁」

蜜子
「まあ、探偵をやっているもので
経験豊富ですから、、、」


笑男
「なるほど!😁
やっぱりプロは違いますね!😁」


蜜子
「、、、
何でこんなことを?
この人に恨みでもあったの?」


笑男
「ないですよ😁
こんな人知らないし😁
何でかなあ、、、
強いて言うなら
その場の思いつきみたいな?😁
ノリってやつですかね?😁

蜜子
「、、、」

笑男
「じゃあ僕はこの辺で帰ります😁」

蜜子
「え!?ちょっと待ちなさい!
そろそろ警察が来るわ!
自首しなさい!」

笑男
「えー!😁
そんな酷いなあ😁
分からないですよ😁
本当に僕が殺したのかもわからないし
動機って聞かれるんでしょ?
嫌ですよ~😁
何も思いつかなそうだし😁
また呼ばれたら行きますよ!😁」


男は
どこかへ立ち去っていった


すっきりしない、、、











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