【焼き芋🍠のバイブル？】焼きいものがたり１　出会い

あああ寒い。

「顔まで冷たいと感じるとき本当に寒い」と、私は定義している。

今日は寒い。

図書館に行ってたくさん本を借りた。家に帰って読むのがとても楽しみだ。

そうだった、今日はスーパーに寄って切らしていた納豆を買っていこう。

家の近くのスーパーに入った。

そのときであった。

「なんだこのにおい！」

甘くどこか懐かしい匂いがした。

周囲を見回すがわからない。

「どこだ！？どこだ！？」

なぜか途轍もない焦りを感じる。早く見つけたい。どこだ！？

匂いをたどる。スーパーを歩き回る。

「ここだ。」

ケースの中にたくさん紙袋のようなものがある。中をのぞく。

「🍠だ！紅はるか！？（本当に声が出てしまった）」

これほど情動に支配されたのはいつぶりだろう。走ってレジに向かい。🍠を購入した。

だが、どこで食べる？

家に帰るか？いや、アツアツなうちに食べるか？

いや、待てよ。冷めても電子レンジがあるじゃないか？

いや、でも、食感がいまがベストじゃないか？

悩む悩む。

そんなことを考えながら足は家へと向かっている。

「あっ、、、」

ふと、思い出す。

「あ、やべ、納豆買い忘れた。なんということだ！」

結果、私はやけくそになって🍠をほおばった。

口の中が大やけど。アツすぎた。

「美味しい！美味しすぎる！最高！」

興奮と🍠のアツさで体は温まった。ありがたい。

ここから🍠の沼にはまっていくのであった。

つづく