最後はいつも雨降り

昨夜は調子に乗ってスマホのゲームで2時ぐらいに寝てしまい、案の定、今日の朝はギリギリのバスで間に合った。最終日に遅刻なんてありえないからね。気持ちは相変わらず。大きなあくびをして、バスを降りたら喫煙所で一服。吸い終えると、歩いていつものコンビニでお茶を購入。雨に濡れないよう、施設のトイレに用足に。しまったことにトイレで落とした事を気が付かず、お茶は多分トイレに転がっているかと…(´・ω・`)。まあ、開封もしてないので、誰かが持っていったか、忘れ物センターにあるだろう。

職場についていつものパーティー状態のフィリピーナ達をすり抜け、自分の検温チェック、作業表をもらっていざ最後の仕事へ。姐さん、あれ以来気を効かせてくれているのか、部屋数は少なめで短時間の作業をあてがってくれている。しかし、日曜日は決まってお客は中々出ていってくれないもの。リミットの12時に一斉に出てくるものだから、15時予約の作業を優先に走り回っている。でも、おいらは今日は静かに黙々と作業をしていたな。最終日なら皆さんに挨拶をするのが礼儀だと思っている。しかしながら、作業中は一人。最後の方も中々お客が出ていってくれず、下の喫煙所で電子タバコで気を紛らわせる。そういや、ヴァファリンは作業の朝に必ず飲むのだが、これを飲んでいるとしこりも小さくなった気がするし、痛みもなくなる。のまなかったら、腫れたようになり、右耳も聞こえなくなったりと症状がでたりする。まあ、鬱の医師からも、耳鼻科の医師からもヴァファリンは別に飲んでも構わないとの許可はもらっている。まあ、これが一時では自分の安定剤だったからなぁ。

最後の部屋も片付いて、指示表をおって、お世話になった旨を記載して、タイムカードを押して事務所を後にした。台風のおかげで、風はそんなでもないものの、雨は降り続けている。

そういや、卒業式とか、異動日とかは、雨とか雪に必ずなるな。

建物を出て、商業施設の合間の道で空を見上げても真っ白で雨が降り注ぐ。眼鏡のレンズ越しに雨粒がはねたり、他の水滴とくっついて大きくなったり。こうやって雨を見ているだけでも楽しいものだ。台風シーズンは決まって鬱症状が悪化するから、ひどい時は動けない。それでも働いて、雨の中、ポツンと立っている。まるでシャワーを浴びているように。

風邪を引くわけにもいかないので、程々にして、そそくさとバス停へ。乗り継ぎはいつも時間がずれるから、ここでも一服タイム。もう冷たい珈琲の季節ではないんだなぁ。ブルブル震えながら、家についてすぐに風呂へ。熱めのお湯にして冷えた身体を温める。家内が珈琲を出してくれたのが助かった。

「珈琲と煙草」最強でもあるし、最悪の組み合わせ。

職場へは戻れるから、此方から定期的に連絡すれば大丈夫だろう、と言う気持ちがあり、去りゆく虚無感とかは全く無い。そもそも職離れが慣れてしまったのかもしれない。あっては困るが…。

明日からはどうしようか。やらなければならないことは山積みされているが、生まれてこの方入院はしたことがないので、本当にどこから手をつけてよいのやら。情報収集はなんとかやって、必要なものは自分の買える範囲で買っている。

さて、薬も効いてきたしそろそろ寝ますか。

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