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vol.3 本能的な恋がしたい

恋について少し話をします。
人は恋をする。

・今、恋をしている人
・恋をしていない人
・恋をしているのに気付いていない人
・恋がしたいと考えている人

だいたいこの4つくらいに別れると思います。
なんとなく自分はこれだなぁ〜って選んでもらえれば。

では、なぜ恋をするのか?
古代、中世、近代の時間軸に分けて説明します。

まず古代。
これはとても分かりやすく子孫を残すためですね。
動物と似ていて、本能で恋をして交配して子孫を残します。

そして中世。
中世は戦争&戦争の時代。国土や国民の数が国の強さでした。国が強ければそこで生活する人たちの生は守られる。
だから子孫を増やすことは生きることに直結していたと思います。子孫を増やすという目的なので本能的ですが、少し理性がプラスされたような感じがします。

最後に近代。
相変わらず戦争はなくなりませんが、国土や国民の数は関係なくなりました。働き手となる生産人口は多いほうがいいのですが、無作為に増やしすぎると先進国のように高齢化社会になってしまいます。子供を作るか作らないか?とてもシビアに考えていかないとダメな時代になりました。

なので今まで本能で恋をしていた人類は、理性で恋をするように変化していったのです。

本能の恋から理性の恋へ。
理性の恋に変化してから、恋自体が多様化していき今ではたくさんの恋のカタチが生まれました。

なぜこのように多様化するのか?

私が考えるに、今まで本能で恋をしてきた私たち人間は、本能で恋をすることが深くDNAに刻まれています。
理性的な恋の時代に変わったとはいえ、本能で恋をしてきたDNAが邪魔をして、理性の恋と本能の恋の2つを求めるようなカラダになってしまいました。

しかし、「本能の恋は幸せにならない」「相手のステータスで恋愛しなさい」と社会から言われ続けると、私たちはどこか本能の恋に臆病になってしまい、その代償として○○推しとか、○○萌とか、たくさんの理性的な恋を増やすことで、自分自身を満たしてきたんだと思います。

なぜ好きになったのか人に説明できるのが理性的な恋。
理由もないけどこの人の子供がほしいって想えるのが本能的な恋。

だと私は考えます。

多様化や理性的な恋に慣れてしまった私たちは本能的な恋を見つけることができるのでしょうか。

一つ言い忘れたことがあります。
最初に書いた4つの恋の選択肢ですが、もう一つありました。

それは…

「恋をしてはいけないと考えている人」

です。

続きはvol.4の扉へどうぞ。

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