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自分の人生がすきになる方法

私は、自分の人生がすき。
そして、自分が人生を生きてみて、感じたことや経験したことを改めて振り返ることがすき。

点と点だったできごとが線になっているのがわかったときは、生きててよかったと思うし、今はまだ点でしかないことは、いつかきっと線になるんだとわくわくする。時々、なかなか線がつながらないことに苦しくなることもあるけど、そう感じていることもひとつの点だと思うのです。


私が自分の人生をそうやって前向きに捉えられるようになったできごとのひとつに、あることばとの出会いがありました。


20代、生きづらさを抱えてもがいていた頃、『夜と霧』の著者である精神科医V.E.フランクルの本を読んだんですね。
その中に書かれていたこと。

「私の人生ってなんだったんだろう?」という患者の質問に対し、フランクルはこうこたえたのです。


「あなたが人生に問うんじゃない。人生があなたに問うているのだ。
あなたはどう生きるのかと。」


もう、このことばに目からウロコが何枚も何枚も落ちまくりました。
それまでの私は、幼児教育を学んだのだから、幼児教育の世界で生きていくしかないと思っていたし、そのころは保育士だったので、もう道はそこしかないとまで思っていたんですね。


でも、自分の人生は自分で選んでいい。
人生が私に問いかけているんですよ。
「今のままでいいの?」
「それがあなたの生きる道なの?」
「死ぬときに後悔しないの?」
って。


それからは私、夢を叶える人生にシフトするようになりました。
勉強してみたかったことを学んだり、保育者を育てる人になるために学校に入りなおしたり、結婚や出産を経験したり。そしてこれからも叶えたい夢があります。


でも、人生には必ず暗夜があるんですね。
夢が叶わない時期(それもびっくりするぐらい長いことも)いろんなつらいできごとが重なって苦しむ時期も、必ずある。


私も、翼の折れたエンジェルになった時期がありました。根本からバッキバキに折れて、これは修正不可能なんじゃ???と思いましたが、人間てすごいですよね。回復力が。
「もう無理」と地面につっぷしていたはずなのに、ある日突然何事もなかったように立ち上がり、服についたほこりを払ってすたすたと歩きはじめたんですね。翼がなくなっても足があったんですよ。


人生の暗夜って、くぐりぬけたり、乗り越えたりって必死にあかりを求めなくても、勝手に過ぎ去っていくから、安心して思う存分地面につっぷしていればいいと私は思います。でも、必死にあかりを求めるときもそれは大切な”点”。



暗夜の空には、いつか必ず明けの明星がかがやきます。

あなたの人生は、あなたになんて問いかけていますか?




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