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カオスの日常、カムバック!

毎年、夢中になれるもののひとつやふたつあったのに、今年は冷めた1年だった。

やろうとしても、腰が重い。
それは気力のせいじゃなく、自粛のせい。

で、ひとつ気がついた。
人と会う! は活力の源。

もっと人に会いたかった。
もっと誰かと話したかった。

オンラインで味気なさを感じたのは、体温が足りなかったから。

息づかいと体温と、思いどおりにならない他者の意思とが混ざり合い、振りまわされたり振りまわしたりたり、そんなカオスに実は安心してた自分に気がついた。

通り一遍じゃ片づけられないこの社会、一筋縄でいかないことは百も承知のジョーシキで、もがいて、悩んで、ほぞ噛んで、奥歯噛み締めやってたことに、いつしかジュージツカンを広げてた。

なるほど、これって恋と同じ。

うまくいきすぎる恋なんて、長続きする気がしない。それに嘘っぽい。
飛んで、跳ねて、はしゃいで、つまずいて、転んで、擦りむいて。
ときに痛い思いをするから滋味深く濃ゆくなっていく。

今、去年までの日常に恋をしてる。
耐え忍んだ今年は早々に終わらせて、年が明けたら早々にやって来い、慣れ親しんだカオスの日常。

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