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21時開店 《週末夫婦》のおうち居酒屋

あなたの家ではどんな「ふたりのみ」をしていますか?

どうやってふたりで飲む時間を作っていますか??

ここではあまり公には語られることのない「家飲み」について、様々な方にわたくしこばやしがインタビューをしていきます!


 今回お話を聞かせてくれたのは、山形県在住の智子さん。小学校2年生の娘さんと、5歳の息子さんがいらっしゃいます。旦那さんは現在東京で単身赴任中。「週末夫婦」のご家庭ではどんなふたりのみをしているのでしょうか。

子供が寝たら「居酒屋 智子」開店

ー智子さんのおうちではどのような「ふたりのみ」をしているのか教えてください

 うちでは子供が就寝した後に、つまみを作って飲みだします。単身赴任で平日は会話をすることがないので、週末はふたりで会話するということを大切にしています。まぁ、大体は旦那の仕事の愚痴を聞く感じですが。

わたしの方が圧倒的にお酒が強くて、旦那は酔うとすぐに眠ってしまうのでいろいろな工夫をしています。例えばキッチンでつまみを作りながら先にたっぷり飲んでおくとか、グラスにお酒を注ぐ際に自分の方にたくさんいれるとか。「ふたりの時間」を長く保つための、わたしなりの小さな優しさです(笑)

白米にもあうつまみを。鯖缶ストックも大活躍

ーおつまみはどのようなものを作るのでしょうか

 つまみは「簡単にできて、白米に合うもの」。これが我が家の基本です。わたしはつまみでお酒を飲み、旦那はつまみで米を食べたりするので(大食いなので、夕食後にまたご飯を食べる)。

基本は家にある食材でパパっと作るか、もしくは鯖缶を使ってつまみを作っています。山形の鯖缶消費量は全国屈指なんですよ。スーパーにはすごい種類の鯖缶が並んでいます。自分の地元では見たことない量で、最初はとてもびっくりしました。

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鯖缶と野菜を炒めたり、スライスしたセロリの上に乗せてサラダ感覚で食べたり。「ツナ缶」感覚でいろいろな料理と組み合わせて使っています。

「もうちょっとなにか食べたいね」となっても、車社会での山形では飲んだ後のふらっと買い出しは無理なので、夜のふたり飲みには缶詰ストックは欠かせないアイテムです。

おなか一杯食べれば、たいてい人は嫌なことを忘れますからね。旦那が週明けからも頑張れるよう、そして自分も一週間また頑張れるよう、しっかりお酒とつまみと会話でエナジー補給しています。

よく「単身赴任で週末しか会えなくてさみしくない?」「大変じゃない?」と聞かれることもありますが、たまにしか顔を合わせることがない分、話したいことがたっぷりと溜まっていますし、限られているからこそふたりの時間を大切にしようと思えるので、「週末夫婦」も悪くないなと思っています。

こばやし所感

 智子さんの言葉の端々から、深い愛情を感じました。 

隠れてキッチンでお酒を飲むとか、気づかせないように自分の方が多く飲む工夫をしているとか……わたしがときめいてしまいました。

仕事の話以外にも、「今度はどこに行こうか」「ここがおもしろいらしい」などと共通の趣味である旅行の話をするのだとか。

結婚しても子供ができても、「ふたり」であることを大切にしている姿がとても素敵だなと感じました。

鯖缶レシピ、今度わたしもやってみようと思います!ありがとうございました。


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