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09 STAFF INTERVIEW 藤村美友

こんにちは、森下奈津です。
今回は、藤村美友さん(通称:みゆさん)にインタビューをしていきます。
勉強熱心で調べることが得意なスタッフです。

・入社:2021年
・出身地:岐阜県
・資格:管理栄養士
・アスリート寮での調理や海外で頑張る日本人選手への帯同、カフェメニューの開発などを主に担当しています。

まずは、仕事のことについて聞いていきます。
どうして栄養士になろうと思ったのですか?
みゆさん:小さい頃から水泳、バレーボール、陸上と色々なスポーツをしてきました。高校生の頃、部活でうまく結果が出ない時期があり、同じようにもがいている人がいたら支えになりたいと思い、スポーツ関係の仕事を目指すようになりました。はじめはトレーナーを目指そうかと思ったのですが、兄が理学療法士だったので、自分は別の職業でスポーツに関わりたいと思い、別の職業を探しました。学校の先生に相談したら、スポーツ栄養士という職業があるよと教えていただいたので、そこから栄養士を目指すようになりました。

OTOMOに入社する前はどんな仕事をしていましたか?
みゆさん:委託給食会社で主に調理をしながら4年ほど働いていました。
森下:大学卒業後すぐにスポーツ栄養の仕事に就かなったのはどうしてですか?
みゆさん:料理をあまり知らなかったのと、料理が作れないとスポーツ栄養士になれないと思っていたので、料理ができるようになりたいと思い給食会社に入りました。

OTOMOにはどういうきっかけで入社されたのですか?
みゆさん:社会人になってから、スポーツ栄養のボランティアサークルに参加していたのですが、そこの主催者だった小笠原真智さんに転職の相談をした時に、OTOMOを紹介していただきました。

森下:入社してみて、いかがでしたか?
みゆさん:大学の教科書と実際の現場とは全然違っていたので、難しいと思いました。教科書には一般的なことが書かれていますが、そこにメンタルの状態や気候など色んな要素が絡んでくるので、普段からアスリートのことを観察し、想像力を働かせる必要がありました。アスリートに「なんでですか?」と聞かれた時も、教科書に載っていることしかわからなかったので、教科書に載っていない深いところまで考えなければいけませんでした。どんどん新しい情報も出てくるので、勉強を続けていかなければいけないと思いました。
また、アスリートとの接し方についても、今まで経験してこなかった難しさを感じました。友達との会話では直接的な表現で聞くことができますが、アスリートに対しては、その人の性格やタイミングによって、聞き方を変えることや、直接聞くのではなく声色やテンションで感じ取ることも必要でした。

仕事をするときは、どんなことを考えたり、思ったりしていますか?
みゆさん:料理を作っている時は、どうすればおいしく作れるか、きれいな盛付けができるか、ということを考えています。その日の気温に合わせて、料理の温度なども考えるようにしています。
献立を立てる時は、アスリートのスケージュールを見て、その時の状況を想像しながら考えるようにしています。
また仕事全体を通して、どうすれば丁寧かつ効率よく仕事ができるかと言うことも考えています。先輩方が仕事をする姿を見て、段取りがうまいなと感じるので、どうすれば自分もその段取りができるかを考えながらしています。

仕事をしていてやりがいを感じるのはどんなところですか?
みゆさん:アスリートが食事を楽しみに思ってくれている時や、食事を見て喜んでいる姿を見ると嬉しくなります。やりがいとは少し違いますが、アスリートが何のトラブルもなく練習や試合ができた時は安心しますし、ホッとします。

ここからは、パーソナルな部分について聞いていきます。
おすすめの本はありますか?
みゆさん:陸上をしていた時は陸上がテーマになっている佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」や三浦しをんさんの小説を読んでいました。最近読んだマラソンの福士加代子さんの本には、福士さんからみた栄養士さん、栄養士さんから見た福士さんが書かれていて、栄養士とアスリートとの関係性を読んで、自分も頑張ろうと思いました。

座右の銘はありますか?
みゆさん:「ちょっとの勇気」
転職を考えていた時、スポーツ栄養は厳しい世界だと聞いていたので、やりたい反面、踏み出す勇気が出ませんでした。そんな時に「ちょっとの勇気で人生変わるから、迷ってるならやってみたら?」と、前述の小笠原真智さんに言われました。そこで、やってみて(転職して)人生が変わったので、そこから意識するようになりました。考え方がネガティブになりそうな時や何かある時に思い出すようにしています。

身につけたい能力はありますか?
みゆさん:今の記憶を持ったまま、過去に戻りたいです。理由は2つあるのですが、一つは大学1年生に戻って勉強をし直したいです。大学で学ぶことがこんなにも必要だったと、今になって痛感しているので、もっとしっかり勉強したいです。もう一つは、学生時代に部活を引退して以降全く走っていないのですが、陸上を辞めた後でも走れる状態を続けておけばよかったと思っています。
他には、コミュニケーション能力も欲しいです。友達とのコミュニケーションとは違って、仕事では一定の距離を保ちつつ良好な関係を気付くのが難しいなと感じているので、そこを伸ばしたいです。弊社のスタッフには、柔らかい雰囲気で親しみやすく、さらに仕事として一定の距離をとるのが上手なスタッフがいます。そういうところを真似したいと思うのですが、自分のキャラクターもあるので、全てを真似するのではなく、今は自分に合ったコミュニケーションの取り方を模索しています。観察力を伸ばし、アスリートが話してくれたことを深めたり拾っていけるようになりたいです。

趣味や休日のリフレッシュ方法を教えてください
みゆさん:早起きをして部屋の掃除や、定期的に模様替えをすることがリフレッシュになります。家具の位置を変えるので気分が変わります。後は、溜まった見逃し配信を見たり、友人と話したりすることもリフレッシュになります。

みゆさんありがとうございました。
自分のことを冷静に分析するのが上手なみゆさんです。ほんわかした雰囲気の中に、大胆さとガッツを秘めたスタッフです。
次回は、おもしろくて頼れる弊社社長を紹介します。