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うまい、うますぎる・・この饅頭の右に出るものはあるのか?!

今日の私のタイトルを見て【十万石まんじゅう】が頭によぎったあなたは、埼玉県民だろうか?

そう!私が「世界一うまいんじゃないか?」と思っているのは、埼玉銘菓【十万石まんじゅう】だ!


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なぜ、このタイトルで【十万石まんじゅう】???と思われている皆さんにひとまず説明。

『うまい、うますぎる』というフレーズで、昔から多くの埼玉県民に愛されてきた【十万石まんじゅう】のCMがあり、何度も何度も目にし、耳にしてきたそのCMのお蔭(?)で、埼玉県民は『うまい うますぎる』といえば【十万石まんじゅう】なのだ。それはまるで『山』と言ったら『川』と返す合言葉のように。


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私も夫・ウシオも、埼玉で育ち、埼玉で出会い、埼玉で結婚した。(結婚式は東京だけれども、笑!)長男・シシオも、次男・ヤギオも、埼玉で生まれ育った。ウシオの転勤で今は愛知県民だが、両実家が埼玉県にあるものだから、未だに埼玉とは深くつながっている。

つい先日、私の実母が、カワイイ孫たちへお手紙やらお菓子やらを送ってくれた。コロナ禍でお正月以来我が家は愛知県から出ておらず、埼玉の実家へも帰れずにいる。目に入れても痛くない孫たちに会えないばあばの寂しさは相当なものなのだろう。段ボール箱いっぱいに詰められたお菓子やその他諸々からは愛情が伝わってくる。

その中に、例のものはあった。埼玉からの贈り物といえば、これは外せない!

【十万石まんじゅう】

大きすぎず、小さすぎず、愛らしい小判型(本当は“お米”の形?)の色白なおまんじゅう。“十万石”という刻印すら、もはやかっこよく見えて仕方がない。食べるとしっとり、若干ねっとり?。この食感の正体は、厳選した国産のつくね芋らしい。中には美しいこしあんがぎっしり詰まっており、その上品な甘さがたまらなくあとをひくのだ。


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「十万石まんじゅう、久しぶりに食べるね~♪」と、家族皆でワクワクしながらほおばった。一口食べて、やっぱり、皆で言ってしまう。

「やっぱ、おいしい!」


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【十万石まんじゅう】を世に送り出した「株式会社十万石ふくさや」さんは、埼玉県行田市に本部を置く。その昔、板画家の棟方志功(むなかたしこう)先生が「うまい!行田名物にしておくには、うますぎる!」とおっしゃったところから、先に述べた有名なCM「うまい、うますぎる」へとつながったのだが、まさに、行田名物だけではもったいないくらい、うまい。


そういえば、先日“地域魅力度ランキング2020”が発表になったが、埼玉県は残念ながら38位という、下から数えたほうが早いような順位だった。単純に、順位だけを見ると魅力の少ない県のように思えるが、私は長年住んでいたので、この順位にはモノ申したいくらいの魅力をたくさん知っている!そして、この【十万石まんじゅう】を全国の皆さん(特に、甘いもの好きさん)に食べてもらったら、順位もぐぐぐっと上がるのでは?なんて思ったりもしている。


20201021

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