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あえてイイワケにしてみる

タロットカードが芸術品みたいに素敵である事に、やっとここ最近気づいた…死神とか、吊るされた人とかいかにも威張っていそうな王様とか、紐みたいに細くて今にも倒れそうな男の人とか…そんなおどろおどろしい絵ばかりびっしり詰まっていると勝手なイメージを抱いていたから。

もちろん、死神とか吊るされた人とかそんな絵柄もあるんだけれど、カードの作家さんだったりデザインだったりがそれぞれの個性をもっていて、キラキラ可愛かったり、時にはお洒落なカフェに飾ってもいいくらいのシックなものだったり、毎日服を選ぶように。。。はたまたパルコに行って、いろんなテイストのショップに入るみたいに、そんな風にタロットカードも選べるなんて知ってた?全然知らなかった。

あんまりね、わたし、占いって興味なかったの。ってあえてイイワケにしてみるわ。

タロットカードで占ってもらった未来ももちろん面白いし、そっと背中を押してもらえるアドバイスだったり、それもいいんだけど、タロットをきる音ってすっごく癒し効果がある。「なんとか分の一の揺らぎ」って癒しの音域が昔あったけど、もしかするとそれに匹敵するのかもしれない。


好みの絵のカード、それをきってもらう音、やさしく近況を問いかけてくれる声。贅沢な時間だなと思った。いつもより500円高いランチを注文したり、ストーブの前でコーヒー豆を挽いてみたり、こっくり濃厚なチーズケーキをお気に入りのフォークで食べたり、そんな感じでちょっと贅沢気分を、いただきます。