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新宿からディズニーまで、徒歩で行ってみた!
夢の国に行きたいかぁ!!!!!
……ふむふむ、皆さんの心の声が聞こえたぞ!では、私が代わりに夢の国へ行きましょう!
これは「漢」アリスによる冒険記である。
1、ディズニーまで行った動機
夢の国まで、行った動機なんて、ただ1つ!
皆が、夢の国を望んだからさ!(白目)
……これでは納得しない諸君のために、動機を説明していこう!
【①山手線1周と比べて楽だからイケる!】
なんとびっくり、新宿から舞浜が徒歩4時間半で着くんですってよ!
徒歩で、山手線1周した男ですよ?
やるっきゃないでしょ!
山手線1周12時間と比べて、3分の1程度なんだからヨユー、ヨユー!(フラグ)
【②誰かに自慢したかった】
……まぁ、後付けっすわ(笑)
誰かと夢の国に遊びに行った際、「オレ、新宿からここまで歩いて来たことあるんだぜ」って言えたら、どや顔出来るかなってね。
あと、久しぶりに行きたいなぁって思ったのも少しあるかな。
ただ、9割①が理由です!(笑)
2、冒険者の所持品とルール
ルールを説明する前に、少しお楽しみをば。
舞浜に設置されてる自販機。
自販機の一番左下のアリスが映ってるガチャを引いてみました!
4分の1を果たして引くことが出来るのか。
結果は……最後に発表!お楽しみに!
【①夢の国に向かうにあたりルール】
なんと!今回は出発が深夜でございます!
なんで深夜なのかって?
だって、平日も休日も時間取れないだもん…。
しかも、少し寝てから挑戦すれば良いものを徹夜で挑みました!
……皆が楽しんでくれると思うと、無理しちゃうクセなんとかしないとなぁ…。
そしてそして、一番重要なこと!
それは、途中でリタイアして帰ることが出来ない!
電車がないからね。
まぁ、タクシーとか使えば出来るっちゃあ出来るけど高いものに付くから使いたくないのが、本音。
そんなわけで、背水の陣で挑みました!
【②冒険者の持ち物】
〈持っていった物一覧!〉
・スマホ
・イヤホン
・財布
・マスク
・充電器
・汗拭きシート
・塩飴(数個)
前回の反省を生かし、今回は塩飴を数個持っていきました!
あ、そうそう、充電器のコードが、ちゃんと刺さらないやつ持っていってしまったため、充電してポケットに入れると、勝手に外れてしまって苦労しました。
冒険者の皆様は、カチッとしっかり刺さる充電器を持っていきましょうね。
これから新宿からディズニーへの旅に出るんですが、注意事項が1つ。
本当は分かりやすく、全て地図を添付したかったのですが、写真を優先したため地図がないところがあります!
別途GoogleMAPを見ながら読んでもらえると、より楽しめると思います!
それでは、大冒険へ出発進行!
3、深夜、1人の男が降り立つ。(新宿~半蔵門)
皆が寝静まった深夜、新宿に1人の男が降り立つ。……と思うでしょ?
それがさ、深夜だってのに、新宿めっちゃ人いて驚いたね。
スケボーやってるやつ。ウェイ系集団。道端で倒れてるやつ。会社の同期集団。カポォー。
……皆、寝静まりなさいよ!って、1人で突っ込みを入れていたよ(笑)
まぁ、日本の大都会、新宿だから仕方ないか。
【①最初の一歩はここから】
人も多けりゃ、車も多い道を歩き、四谷に向かって行きます。
ぶっちゃけ、人が少ない道の方が安全じゃないかと思ってしまうほど、ウェイ系多くて恐かったです。
ただ、四谷に向かうにつれて、どんどん人が少なくなっていきました。
新宿から新宿御苑前、新宿御苑前から四谷に移動するごとに、どんどん人が減っていった印象です。
四谷付近になると交通量もだいぶ減り、ちょっと寂しくなりました。
道のりは、真っ直ぐで綺麗だったため、歩きやすかったです。
まだ始まったばかりで、体力気力共に元気だから歩きやすいってものあるかもしれませんね。
……そして、四谷駅付近では驚くべき光景を目にしたのです。
【②神々しい四谷から半蔵門へ】
見よ!この明るさを!
新宿の写真と比べちゃうとあれなんだけど、むっちゃ明るいんですよ。
別に、工事してるってわけじゃないし、人が全然いないのにも関わらず、この明るさ。
いやー、ちょっともったいない気もしますよねぇ。
まぁ、こんなに明るいものですから歩きやすくてしょうがなかったです。
ちなみに、ここまで明るいのは四谷駅付近のみですからね。
四谷から半蔵門は、真っ直ぐなので迷うことはなかったです。
と言うか、新宿から半蔵門が真っ直ぐなので全く迷いませんでした。
新宿から半蔵門は、結構長く歩いていた感覚に陥りましたが、約1時間でした。
4、不審者とオアシスと。(半蔵門~八丁堀)
四谷をずっと真っ直ぐに行くと、皇居のお堀に突き当たります。(半蔵門)
そこを右回りに歩いていき、途中、皇居外苑をL字に抜けて、そのまま上に歩くと八丁堀です。
【①店も水もなくて大ピンチ!】
お堀の周りは、何もないんですよ。
お店はおろか、自販機すらない。
そんな状況で、のどが渇いたらどうなるんでしょうねぇ。
……ここまで自販機を求めたことは、なかったんじゃないかな(笑)
お堀の周りと言っても、泳ぐ魚が見えるわけでもなく、もはや水面すら見えないわけですよ。
そうなると、変化はないですよね。
代わり映えしない風景の中、自販機を求め、さまよう男。
中々の不審者っぷりだったと自負しております(笑)
【②2つの意味のオアシスが!】
東京付近に到着すると、無事自販機も見つけ一安心。
自販機で買ったポカリを飲んで、一段落着くと、写真の風景に出会いました。
結構綺麗じゃない?
静寂の中、ちょっと立ち止まって見とれていましたね。
自販機と景色、2つのオアシスのおかげで、気力体力を回復したアリスさんは、八丁堀に向かって再び歩き出しました。
半蔵門から八丁堀まで、約1時間かかりました。
(新宿を出発してから約2時間)
5、人は少ないけど、アレが邪魔!(八丁堀~木場)
八丁堀から木場は、橋を2つ渡って、真っ直ぐ歩けば着きます。
迷うことは、基本的にないですね。
【①橋を渡り、隅田川を越える】
八丁堀から橋まで、静かに歩けると思っていたのですが、そうもいきませんでした。
夜なので、人は少なかったんですが、所々で工事が行われていて、めっちゃ歩き辛かったです。
工事特有の明るい光も、目に負担がかかります。
明るい所、暗い所、明るい所と、交互にやってきますからね。
ただ、今考えると、この交互があったから寝ずに済んだのかもしれません。
伝わるかなぁ、この綺麗さ。
これが、橋から見えた夜景なんです。
夜景を楽しみ、夜風に当たり、黄昏ながら隅田川を越していきました。
【②あまりにカオスな門前仲町】
やっとたどり着いた門前仲町。
門前仲町には、商店街みたいな場所があって、そこを抜けて木場を目指しました。
この抜けていった商店街、正直中々恐かったです。
なぜかと言うと、何人も道のド真ん中に立っているんです。
酔ってる人、グラサンかけてるコワモテの人、誰かを待ってる人……。
どう絡んで来るかわからない人達の横を通るのは、やはり恐いものです。
出来るだけ存在感を消しながら、道の端を通るよう心がけましたね。
あっ、今思いだしたんですが、道に設置されてる花壇に寝てる人もいました。
土とか虫とか気になって、普通寝れないと思うんですけど、本当に眠かったら寝れるものなんですかねぇ。
八丁堀から木場は、約40分かかりました。
(新宿を出発してから約2時間40分)
6、真っ直ぐ歩くだけなのに…(木場~清砂大橋)
【①身体に異変が、東陽町】
木場から東陽町に向かってる際、ついに身体に不調が襲います。
頭が後ろに引っ張られる感覚がするのです。
暗さ、睡眠不足、体力の低下と、色々重なり首が頭を支えきれなくなってしまったのでしょう。
こんな体調じゃ、歩くペースが一気に落ちますが、それでも前に進むしかありません。
少しずつ、清砂大橋に向かって歩いていると、ホラー現象に出会うのでした。
【②急に現れる人影】
お分かりいただけただろうか。
……写真に映る人影を。
めっちゃびっくりしましたわ!(笑)
うつらうつらと歩いてる時に、ふと、横に気配を感じて、ゆっくり右を見たら、こいつがいました。
深夜にホラーは、やめてけれ!
ちなみに、ネタバレを言うと、ここ幼稚園だったので、注意喚起のために置いてあるんだと思います。
木場から清砂大橋は、飛び出す人影はいたものの基本的に真っ直ぐ歩くだけなので、歩きやすかったです。
そうは言っても、距離はえげつないんですけどね。
木場から清砂大橋までは、約50分かかりました。
(新宿を出発してから3時間半)
7、最後まで試練は、てんこ盛り!(清砂大橋~葛西臨海公園)
清砂大橋から葛西臨海公園は、少し複雑ですかね。
清砂大橋を渡り、木々の生い茂る散歩道を抜け、歩道橋を渡って、葛西臨海公園へ。
さらっと、矢印が書いてありますが、結構ハードで、1番印象深い道のりになります。
山あり谷あり、まるで人生みたいな道のりだったよ!
……キマった!(ドヤ顔)
【①絶望の清砂大橋】
ちょいちょい名前だけ出てきてる「清砂大橋」
一体どんなところなんでしょうか。
……こんな橋です。(絶望)
ゴールが見えないんです。長すぎて。
目安としては、奥の光ってる建物まで歩かなくちゃいけないんですよ。
いやー、さすがに、数秒硬直しましたね(笑)
……ん?意外と短いように見えるって?
ウィキぺによりますと、全長1317.2 mらしいです。
約10分かけて、誰もいない約1.3kmの橋を渡りましたよ。
完全に精神が崩壊していたので、胸に手をあて歌っていたのか、スキップしてたのか、バレリーナのように回転しながら渡っていたのかは、覚えておりません(笑)
【②後ろから恐怖の足音が】
気休めの映えですが、なにか?(笑)
橋を渡り終え、のど渇いていた時に、映え自販機が目に入ったので、買ってみました。
ちょっと高かったかな。
まぁ、気がちょっと和らいだからいいけど。
むっちゃ怖くない?
まだまだ暗い中、この散歩道を歩きましたとも。
街灯がなければ、本当に真っ暗です。
木々が、空からの光を完全に遮断してしまっているので、より暗く感じますね。
この散歩道を歩いてる時、最悪なことに、後ろから人が近付いてくる足音がしました。
もし今、襲われて、助けを求めても、誰も助けに来ないでしょう。
緊張感が走る中、アリスさんは、曲の音量を下げつつ、目だけで後ろを見ました。
影を見る限り、近くに人がいるのは確かなようです。
しかし、どんな人なのかは、残念ながらわかりません。
後ろを警戒しつつ、歩き続けます。
……すると、幸い散歩道の途中で、別の道に移動していきました。
こんな暗い散歩道での人影は、道端で突如出くわしたアイツと比較にならないくらい怖かったです(笑)
【③少し救われた歩道橋】
散歩道を抜けると、なんとびっくり。
地図通り歩いていたはずなのに、葛西臨海公園までの道がなくなりました。
……まだ慌てる時間じゃない。
冷静に上を見ると、歩道橋がかかっています。
ほほぅ、この階段をのぼれとおっしゃる。
ここまで来たらやるしかないので、身体に鞭打って、頑張って上がると……
空の緩やかな明るさと人工の光によるコントラストが、奏でるハーモニー。
……頑張って、詩的に書いてみたんだけど、伝わった?(笑)
上の表現はさておき、結構綺麗じゃない?
この歩道橋を真っ直ぐ行くと、ついに葛西臨海公園に到着です!
清砂大橋から葛西臨海公園まで、約1時間かかりました。
(新宿を出発してから4時間半)
8ディズニーは、もう目前だ!(葛西臨海公園~舞浜)
【①葛西臨海公園を抜けて舞浜大橋へ】
だいぶ空も明るくなってきてますし、道も綺麗だったので、葛西臨海公園は、歩きやすかったですね。
駐車場広いなぁとかジョギングしてる人多いなぁとか思いながら、真っ直ぐ歩いていきました。
葛西臨海公園を抜けて、舞浜大橋に近付いていくと、坂を何度も上がったり下がったりさせられました。
マラソンでキツいのは上り道ではなく坂道だと言われている理由を、身をもって体験しましたよ。
ブレーキかけるのが、キツいのなんの。
ブレーキかけるの大変だから身を任せて、ダダダッって感じで坂降りたら、坂の下にいた人が驚かれました(笑)
道のりは険しかったのですが、ここまで来ると気持ち的に余裕があります。
ディズニーまで、後もうちょっとだぜ!
【②足取りが軽い、舞浜大橋】
よーく見ると、ディズニー関連施設が見えてますね!
あれは、ホテルでいいのかな?
舞浜大橋は、道路と線路と海という普段歩くことのない環境だったので、新鮮でした。
それと、海風のおかげで、歩いていて結構寒かったです。
ここまで来たら感慨深いですねぇ。
舞浜大橋から見下ろしてみると、道路にしっかり行き先が書かれてるのがわかりますね!
まぁ、名前が長くて切れてしまっていますが(笑)
【③ついに、舞浜駅へ!】
歩道橋の上から見えていた、ディズニーリゾートの表示前まで降りて来ました。
ここまで来たら残り少ないですが、最後まで気は抜けません。
左手の道を真っ直ぐ歩いて、舞浜を目指します。
ディズニーリゾートホテルの従業員と思われる方々とすれ違いながら、黙々と歩いていると……
ボン・ヴァヤージュが見えてきました!
ボン・ヴァヤージュは、ディズニーと舞浜駅の間にあるお土産屋ね。
ここまで来たら、もうクリアしたもんですよ!
舞浜駅やボン・ヴァヤージュは2階なので、階段を探し出し、上に上がります。
階段はツラいはずなんですが、疲れなんて、とうに忘れ、楽々と上がれました。
まだ開店前のボン・ヴァヤージュの前を通り、そして……
やっと舞浜駅に到着!!!!
……長かった。
当たり前ですが、もうフラフラです(笑)
舞浜駅前・構内は、全然人がいませんでした。
時間的に、当たり前なんだけどね。
そして、結構貴重なんじゃないかな。
舞浜駅前・構内に人がいないって状況は。
葛西臨海公園から舞浜駅まで、約40分かかりました。
(新宿を出発して約5時間10分)
8、かかった時間、費用、感想など
新宿からディズニーまで徒歩で行った結果、約5時間10分かかりました!
……あれ?Googleさん?
約4時間半で着くって言ってませんでした?
うわー、Googleさんにウソつかれたわー
……まぁ、道に迷ったり、歩くペース遅かったし、しゃーない!
綺麗な風景も見れたし、怖い体験も出来たし(笑)良い冒険でしたわ!
そうそう、せっかくディズニーまで来たのだから入り口まで行こうか迷ったのですが、閉まってると思ったのでやめました。
そして、ボン・ヴァヤージュも開いてなければ、イクスピアリ(舞浜にある商業施設)も開いてない。
ディズニー近くまで来たのに、記念品1つ買えない!と落ち込んでいたら、発見したんですよ。
覚えてますかね、最初にガチャ引くよって言ってた自販機。
さぁ、アリス、アリエル、ベル、ムーランの4キャラの中で誰が当たったのか!
当たったのは、アリエルでした!
そこは、アリスじゃないんかい!!!!!(笑)
全然締まりませんが、これにて『アリスの大冒険』第2弾終了となります。
あっ、ちなみに、かかった費用ですが、飲み物代280円、お土産代300円、ご飯代で、合計1200円くらいでした!
本当に、ここまでお読みいただきありがとうございました!
それでは、また次の冒険でお会いしましょう!
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