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ビジネスマナー《敬語篇~尊敬語~》

敬語とは?

敬語とは、聞き手や話題の中の人物に敬意をあらわす言葉です。 日本語では立場によって言葉を使い分けます。 目上の人と話す際には、敬語を使うことが重要となってきます。

敬語の種類

丁寧語:丁寧な表現を使って敬意をあらわす(言い方を丁寧にする)
尊敬語:動作主に対して敬う気持ちをあらわす表現(相手を持ち上げる)
謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意をあらわす表現(自分がへりくだる)

尊敬語とは

尊敬語とは「目上の人に対して敬意を表す」敬語です。
相手の動作を自分より高めることで、敬意を示します。

就活で使える尊敬語

言う→おっしゃる
会う→お会いになる
する→される、なさる
ある→おありになる
食べる→召し上がる
見る→ご覧になる
見せる→お見せになる
聞く→お聞きになる
居る→いらっしゃる
知る→ご存じ
読む→読まれる、お読みになる
行く→いらっしゃる、行かれる
来る→おいでになる、お見えになる、いらっしゃる
帰る→お帰りになる
もらう→もらわれる
思う→お思いになる、思われる
待つ→お待ちになる、お待ちくださる
利用する→ご利用になる

例えば、、

自分:人事担当の佐藤様がおっしゃっていた言葉がとても印象に残りました。
「おっしゃられる」は尊敬語を二回使っている二重敬語のため好ましくないです。※慇懃無礼

自分:はい。拝見しました。
※拝見いたしました・拝見させていただく→二重敬語  

人事:弊社の営業担当 鈴木には会ったことがありますか?
自分:はい。鈴木様にはお会いしたことがあります。

自分:ご担当の佐藤様はいらっしゃいますか?

【慇懃無礼(いんぎんぶれい)】
意味は「丁寧すぎてかえって無礼」なこと
慇懃無礼とは、態度や言葉が丁寧過ぎて、かえってそれが無礼になってしまうさまを表した言葉。人とのコミュニケーションにおいて表面的には丁寧に見えるものの、実は無礼になっているケースで用いられる。