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整体教室レポート @フォレスト大楽さま 夏合宿

8/10(土)、8/11(日)フォレスト大楽様の夏合宿にて、野口整体教室を開催の機会を頂きました。

□伊勢原市サッカーチーム フォレスト□
-子どもが自分で考えて行動できるようになるサッカークラブ-



□今回の教室の内容はこちら□

セルフケア編 
●イボイボボールで足裏の感覚を復活させる
●禅密氣功 -しなやかな背中、背骨へ-
●深息法  -丹田が満ちるとはどういうことか-

□ペアでお手当て編□
●肝臓の調整
●腎臓の調整
●頭の愉氣 -意識や目線のやり場で効果が変わる?-
●足指の水掻き -分厚さをたしかめる-


画像 : 参加者様のなおみさんより。
ダンノ (DANNO)
リフレックスボール
8cmを使用しました。
足裏への体重分配の
バランスを整えます。


脇腹ひっぱり。
かたい脇腹
やわらかい脇腹
人それぞれ違いをたしかめ、
調整します。


肝臓の観察、調整。
解毒のはたらきをする肝臓。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、
薬の分解、怒りが貯まる臓器でもあります。
こちらもかたさを皆さんで
比べて調整しました。


頭の疲れ度合いチェック。
皆さん耳をすまして
頭をたたいた時の
音の高低を聴いています。
足指の水掻きの調整。



こちらは手当てや愉氣を行う前の遊び稽古。
『押し倒す遊び』
古武術や合気道ではおなじみの考えですが、
整体でも、触れる相手の虚を突くことを
大切としています。

女性も。
男性もコロンと。
小柄なわたしが押しているのに
なぜだか力が抜けて
倒せてしまいます。


腕力に頼ることなく、余分な力みをぬき、
フワッと触れるとなぜか相手もフッと
一瞬力を抜いてくれます。
写真で見るとヤラセみたいですね。笑


こういうものは、実際に
体験しないと分からないものです。
参加した方々、ぜひ自宅で
『相手の虚をつく練習』してみて下さい。
きっと日常で、役立つ場面があると思います。

また今回は、
『民族竹楽器のトンガトン×倍音声明』という
音楽×声を出しつづける瞑想
の組み合わせも。
普段の生活ではなかなかない、
異質で聞き慣れないものも体験して頂きました。


無言で行う瞑想法だと、
雑念がわいてきやすく、
これではいけない。と、
かえって頭の中を考えでぐるぐると
忙しくしてしまうという方がいらっしゃいます。

倍音声明は、自身の声を出し続けることや、
と他の参加者皆さんの声と合わさった
不協和音に意識がいきやすく、
雑念がわきにくいという特徴があります。
最初はなんだか不思議で違和感を感じていても
5分もやると、少しずつその不協和音が
心地よく身体を振動させてくれて、
なんだかバンドでも組んでいるような
気持ちになります。



音楽に限らずですが、人間の感覚は、
見慣れない、聞き慣れないものほど
不必要とされ排除の対象になりやすく、
見慣れたもの、聞き慣れたものほど、
無批判に受け入れやすいという特徴があります。

自分の感覚を疑い、
自分の感覚を信じる。
そのバランスが、生きる上でもずっと
必要なのではないか。と思っています。

真竹を切り、火で炙り
油抜きをしただけの
シンプルな楽器トンガトン。


毎度同じようなことを書いていますが、
一回のお稽古で伝えられることはわずかで、
いつもほんのり名残惜しさを感じています。


ご自宅でもまずは
自分や家族の身体に触れ、
薬や病院で『治してもらう』前に、
己の体力を十分に発揮して自ずと治る
身体育ての経験を積んで頂ければ幸いです。


サッカー、仕事、日々の暮らし。
人の営みには身体が資本であることは
みな共通しています。
一生付き合う、唯一無二の自分の身体の
手入れを愉しむ。そんなやさしい手当てによる『触れ合い』が当たり前の世界が広がると、
また一歩豊かな暮らしに近づくのではないかなと思います。


フォレスト大楽スタッフの皆さま、
参加者の皆さま、お招き頂き、
こちらまで終始朗らかな時間を、
本当にありがとうございました。

https://www.noguchiseitai-takiguchi.com

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