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枕営業~Otohca官能小説~

大人のおもちゃを担当商材にしたセールスレディによる枕営業

◆アトラクション概要◆
①大人のおもちゃ
Oto Inc. では、様々なアダルトグッズメーカーのおもちゃを取り扱う販売代理業を営んでおります。そこでは第一営業部、第二営業部、第三営業部の三営業部制で運営しております。

②セールスレディ
社内には営業部の他に、社内にも知られていない特命営業部を擁しております。そこでは商品を販売するため、レビューを集めるために、様々なタイプのセールスレディが働いています。

③枕営業
銀のアタッシュケースに大人のおもちゃを詰め込んで、タイトスーツを身にまとった、礼儀正しいセールスレディが、アタッシュケースを開けて商談に入った途端、体を密着させながら色っぽくあなたを誘惑していきます。

◆設定◆
・齋藤学PF
職業:金型工場の営業マン(勤続22 年)
会社:株式会社ストレートライン
年齢:45 歳(バツイチ)
趣味:読書/ 映画鑑賞
楽しみ:取引先の女性社員との打ち合わせ

・神崎おとはPF
職業:アダルトグッズメーカー勤務(勤続5 年)
会社:Oto Inc.
年齢:27 歳(独身)
趣味:アダルトグッズオナニー
楽しみ:新商品の企画立案


打ち合わせをしている神崎おとはの横顔はいつ見ても美しい。


お得意様であるアダルトグッズメーカー「Oto Inc.」の企画担当である彼女は、ルックスがピカイチ。

黒目がちの瞳にすっと通った細い鼻筋、ぷるんと上品な唇が見事なバランスで調和した顔立ち。栗色のセミロングも良く似合っており、艶やかな光沢を放っている。

性格は、とても明るく天真爛漫。

ハキハキした受け答えも心地よく、会話の合間に見せるナチュラルな表情や、こちらの冗談も笑って受け流す度量もあった。

うちの社員なんてたいして仕事もしないのに態度は大きく、ちょっと一人にフォローを入れれば、「贔屓だ」「パワハラだ」のひじょうに面倒くさいのに…。なんと優秀な人材なのかと先方の会社をつい羨んでしまほどだ。

しかし、そんな彼女には、仕事中にも関わらず時おり悩ましいほどの色気を感じる瞬間がある。

どこか物憂げな、それでいてハッと人を引き付けるような、全身に纏ったけだるい雰囲気のせいだろうか・・・。

私は直接の担当ではないため、いつも遠くからその姿を見つめるだけだった、廊下ですれ違うときに漂う、華やかなフレグランスの残り香に、胸をときめかせることしか彼女との接点などなかった。

しかしある日、我が社に「Oto Inc.」の新しいアダルトグッズ開発の金型製作の依頼が舞い込んできた。プロジェクトの責任者はあの神崎おとは。

その担当に指名された私は、残業が増えることはわかっていたが、心が浮き立つのを抑えきれなかった。

社内で何度も顔は合わせてはいるが、しっかりと話をするのはこれが初めて。いつも憧れの視線を送り続けてきただけに、嬉しさと同時に妙な緊張感が走る。

遠くで見つめていただけの時よりも、目の前で言葉を交わしている彼女は、より美しくそして魅力的に思えた。

初めてのミーティングは大成功に終わった。

しかし、帰り際に彼女は私にそっと近づき、誰にも気づかれぬように耳打ちをした。

「斎藤さん、実は内密なご相談があります。二人きりになれるところでお話させていただいても、よろしいでしょうか?」

突然に引き込まれそうな黒水晶のような瞳でまっすぐに見つめられ、とっさに視線を逸らしてしまった。

どうにかなりそうなくらいの胸の高鳴りを抑え、平静を装ってコクリと頷いた。

就業後、彼女に指定された五反田駅のホテルのラウンジBAR へと足早に向かう。

自身の身に何が起きたのかわからない。

仕事の話の続きか?それとも単なる気まぐれ?はたまた、怪しいサイドビジネスへの誘い?何にせよ、今の自分はまさに鳩が豆鉄砲を食ったような表情をしているのだろうなと、客観的に見据える程度の理性は保っていた。

BAR のカウンターで先に待っていた彼女は、身じろぎもせず半分に減ったカクテルを眺めていた。

「神崎さん、お待たせしました。普段こんなオシャレなBARなんて来ないから迷っちゃったよ」
「ぜんぜん大丈夫ですよ。でも、待ち遠しかったです」

彼女の服装は昼間のビジネススーツとは違い、座ると半分太ももが見えるくらいの紺色のタイトスカート。

第二ボタンまで外したシルク素材のブラウスからは、こんもりと隆起した胸の丸みが浮き立っている。

全身から放たれる怪しげな色気が、スタイリッシュなBARの風景に溶け込んでいた。

椅子に座り下半身に目線を落とすと、背中から腰にかけてのキュっと絞るような曲線が描かれていて堪らない。

腰は細いのに、ヒップは奮いつきたくなるほどのムッチリとした肉感ぶりだ。。


(すごいな・・・)


思わず二つの目は、露わになった太ももにくぎ付けになる。

申し訳ないと頭の片隅で思うが、こればっかりは男の性だ。仕方がない。

表面上は、なんでもない風を装ってはいたが、心の中は浮つくどころか宙へと飛び上がりそうだった。

・・・私は無類のストッキングフェチなのだ。

「神崎さん、急にどうしたの?何か仕事上で、不都合なことでもあったのかな。それとも担当が私で嫌だったとか…」
「いえ、全然そういうことではありません。むしろ齋藤さんが担当になって嬉しかったんです」
「えっ、そうなの?」
「実は、御社に伺うようになってから、すごく気づかいができる優しい方だなといつも遠くから眺めていました」
「僕なんてただの、しょぼくれたおじさんだよ。そんな風に言われると照ちゃうな。それにしても話って何なの?そんな物騒なアタッシュケースなんて持って・・・」

彼女の足元には銀色に光る大きなアタッシュケースが置いてあった。ハードボイルドな映画でよく目にするアレだ。

大抵の場合、その中には札束や怪しい薬なんかが詰まっているものだけど・・・。

「それは・・・ここではお話できないんです。上に部屋をとっておりますので、そちらの方でゆっくりと説明させては頂けないでしょうか?」

とろんとした誘うような目つきで瞳が潤んでいる。

そこには、あのアンニュイで気だるげな、仕事中の彼女とは違った色気が滲んでいた。これは明らかな誘惑だ。

しかも、性的な。だが、ふと疑問が湧く。

彼女はなぜこんなうだつのあがらない男に声を掛けたのだろう。

全く腑に落ちない。

「そ、それは・・・。ちょっと待ってくれ、なんで僕なのかな?君の周りには、もっと若くて仕事のデキるイケメンなんていくらでもいるだろう」
「私、同世代の男の人ってだめなんです。すごくガツガツしてみえて・・・。でも、齋藤さんだったら優しくはなしを聞いてくれそうだと思って。だから、私・・・」

彼女は媚びるような、それでいて切実な表情で、必死で訴えてくる。その真剣な眼差しに、私は彼女が決して嘘は言っていないことを確信した。

「そうなんだね・・・そうか・・・」

本来なら断るべきだと分かっている。だけど声が出なかった。彼女の誘いを前にしてモラルも倫理観も職業理念さえも木っ端みじんだ。だが、かろうじて残っている理性を私はどうにか振り絞った。

「何もしないからね。話聞くだけだよ。よっぽどのことなんだろうし・・・」

彼女の瞳がパッと輝いた。言葉とは裏腹に体の芯が熱くなるのを感じる。自然に絡められた腕のしなやかさに、早くも私の下半身は疼き始めていた。

靴を揃えて入った部屋は、あまりにも現実味がなく、洗練されたインテリアも色あせて見えた。ソファーに座ると彼女が目の前に腰を下ろす。

その時に目に飛び込んできたのは、黒の薄手のパンティストッキングに包まれた、適度に張りのある太ももや引き締まったふくらはぎ。

ゴクリとナマ唾を飲み込むと、彼女は酒のせいか少し熱を帯びほんのり赤くなった頬を近づけてきた。

「実は・・・齋藤さんにお見せしたい商品がありまして」
「んん?商品ならたくさん見せてもらっているし、新しいのも作ることになったよね?」
「それではなくてこちらなんです…見たことがあるのはありますか?」
「えっ!これって!」
「はい、ビックリしましたか?」

彼女の持っていたアタッシュケースには、これまで見たこともないようなアダルトグッズの数々が所せましと並んでいた。

うちの会社に持ってきているものとは違う、どこか特別感のある玩具たちばかり。

「ビックリしたけど、状況が全くつかめないよ。」
「うふふっ!驚いた顔もかわいいんですね。実は私、今の仕事場にはばれちゃいけない副業しておりまして、それがこれなんです。」
「これって…」
「大人のオモチャを、会社には内緒で販売しているんです」
「なぜ会社には内緒で?いったい、どういうこと?」

返事の代わりに、彼女は隠微な微笑みを浮かべ、綺麗な手を私の内ももに滑らせて優しく擦った。

全身にゾワっと鳥肌が立ち、くすぐったいような切ないような刺激が体を蝕んでいく。

「この商品買って頂けたら、特別なことをしてあげます。斎藤さんが大好きなこと」

彼女の言葉が耳に入ってくるだけでハアハアと息が荒くなっていく。

その甘い声と微かに漏れてくる吐息が耳元を擽り、その度にビクリと体が反応を示してしまう。これは絶対にまずい。断腸の思いで私は言った。

「会社にバレたら、やばいんじゃないかな?」
「私の秘密を教えたのに、斎藤さんはそんなひどいことをするんですか?」

ちょっぴり拗ねたような口調と、弓なりになった悪戯っ子のような瞳。本当にいいのかだろうか。

鼓動が止まらなくなり、あまりの緊張で耳鳴りまでしてきた。落ち着け、心を決めろと自分に言いきかせる。

「絶対だれにも言わないよ。約束する」
「うふっ。これで、二人だけの秘密が出来ましたね。ちゅっ」

焦点が合わない、熱に浮かされたような瞳で私に迫ってくる彼女。その唇が重なり合った瞬間、私はもう己の欲望を止めることなどできなかった…。


このように、頭の中で思い描いていた妄想をリアリティ満点で皆様にお届けいたします。

セールスレディはそれぞれ個性も異なり、プレイの作り込みも各オリジナル。繰り返し遊んでも飽きることのない枕営業アトラクションとなっております。

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