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文学フリマにいって来ーたぞっ♪

文学を語るに足りぬ顔をして。

「文学フリマ」なる即売会が開催されることを知り、東京流通センターまで行ってきましたー!

即売会系の催しが多く開催される会場なので、実は一時期、狂ったように通い詰めてました。東京流通センターに。わざわざ。モノレールに乗って。

今回は久々の訪問となったわけですが、いやぁ景色が懐かしいこと笑
モノレールの揺れがすごいのも変わってなくてほっこりしながら現地入りしました。




会場に着いて

当日券があるし、ゆったりめの時間に到着したのでまぁそんなに混んでないかなーと思ったらめちゃくちゃ人いた。
え、なん、こんなに…?とたじろぐほど人がいた。
しかも年齢幅が広い!ご年配の方も多かったのが本当にびっくりしたところ。

最寄りのコンビニなんてレジ待ちの列で店内がいっぱいになってました。

文学を愛する方々がこんなに…!
文学語れない者がこの地に足を踏み入れて良いの…?尋問とかされない…?と恐々当日券を買って入場用リストバンドを受け取り、装着し、いよいよ中へ!!

めっちゃ迷った。

いや、弁明させてほしい。
東京流通センターはそもそも「第一展示場」と「第二展示場」に分かれている。
その上、第二展示場に至っては1F、2Fがある。
当然であるが1Fと2Fの構造は同じである。
また、中規模ながら横幅が広いフロアで配置図上の中央を見分けるのが難しい。
目印になるような目立つ構造物がフロア内に存在しない。

頼りは手元のマップと、各配置の端に提示されている大まかな配置記号であるが、地図が読めない者に使いこなせるわけがない。

お前さっき「狂ったように通ってた」って言ってたじゃん。
そうです、毎回新鮮な気持ちで迷子やってました。
だからこそこの会場の厄介さもわかっているというもの。

まぁ、即売会やフリーマーケットでの「迷子」は「楽しいお散歩」のお時間なので、それも含めてのイベントだよね~と会場を練り歩いてました。


戦利品

大本命~!

「3つの愛のカタチ」ということで、3つの愛ある人たちのお話。
どれが好きって言われてもーっ選べないんだけどぉっ
それぞれ本当に違うカタチで爽やかな愛情を描いているお話でした。

一つ目は、幼馴染の女の子。おとなしい女の子から見たお話だからか、なんだかほわわんとした、優しいお話でした。
遠く離れても繋がりが保てるって素敵ですよね。

二つ目は、ちょっと引きこもっちゃった女の子のお話。
等身大の女の子ーっ!っという感じのかわいいお話!
しかし勇気ある強きお話。

自身の高校時代を思い出すきっかけともなりました。
お話はやさしく爽やかなのに思い出されるのは……うん、この話やめよう。


三つ目は、音に誘われる男の子のお話。
夕陽と風っていいよなぁ、こう、気持ちよくすーっと抜ける感じ。
放課後の校内というのが好きです。わたくし自身が放課後に遅くまで居残るタイプだったからかもしれません。

冴える音に誘われて足を向けた先には…!という先を思わせるお話なのですが、先を読みたいのにページめくっても続きがない、スクロールバーが仕事しない…!

明日は来るのか。


紅茶についての豆本

豆本が好きです。
学生の頃、美術の時間に作ったくらいには豆本が好きです。

豆本も文章が記載されていれば立派な文学ですよね。
ということで紅茶についての小ネタが収録されたこちらの2冊を購入。
なんとおまけに茶葉まで付けていただけた!

全4種あった中でこの2冊を選んだ理由は、わたくしが好きなダージリンについて記載されていることと、ボストン茶会事件について記載されていること。
ボストン茶会事件好きなんですよ、こう、勢いがあって。
茶箱を海中にそぉいって投棄する事件とか、めっちゃ怒ってたんだろうな、何したらそんなに怒らせられんのかなww って毎回笑ってます。
(※わたくしは決して英国が嫌いなわけではありませんが愛ゆえに貶すことがあります。そう、愛ゆえに。)


会場での頒布作品たち

そもそもイベント名が「文学フリマ」とありましたので、小説を始めとした文字作品について、発表したり論評したりする場なのかな…と正直ビビりまくってました。

事前に調べたところでは、前述の紅茶についての出店とか、レシピ本のような頒布もあったのでいざとなったらここに逃げ込もう…と思って乗り込んだわけですが、思ってたよりだいぶラフでした。本当にもう、良い意味で。

第二展示場の2Fに見本誌エリアがあったのでだいぶ入り浸っていろいろ拝見したのですが、装丁が面白いものだったり、本格的な文庫本にしてたり、絵本もありましたし、果てはドラマCDなんてのもありました。

文学って懐広い…!

文字から始まる作品は全部文学なんだぁ、文学ってすべての始まりなんだぁと一人感慨に耽っておりました。

会場の雰囲気

熱気がすごい!
サークルさん側も一般参加側もどちらもすごーく楽しそうにしてるのが一番印象的でした!

好きなものについて語り合うだけでなく、おすすめしたり、未踏の分野についてはおすすめを聞いていたり、ともかくコミュニケーションが積極的!

即売会については様々なものに行ってきた身ではありますが、一番活気があったかも。
好きなことに夢中になれるのってこんなにエネルギーになるんだぁ、と良い刺激をいただきました。


全国各地で開催されているようなので、機会があればまたエネルギーをもらいに行ってもいいかも。
そう思わせてくれる、とてもすばらしいイベントでした!

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