「おはよう」の魔法
おはようございます。
“あいさつ”の魔法は、その使い方をマスターすれば、相手との距離感や時間の共有、感情の共感が一瞬で可能になります。
適切なタイミングに適切な”あいさつ“を発することで、一瞬で相手に心の扉を開くこともできます。
逆に、間違えてしまうと、その後、ギクシャクしたり、会話は詰まってしまうことになってしまうでしょう。
“あいさつ”は、その意味や適切な時間やタイミングとともに、効果的な表情を身につけることで、その魔法の効果はあなたの意のままに操ることができるでしょう。
効果的な“あいさつ”によって、相手との関係を円満にすることも、全く逆に、相手との関係を断ち切ることもできてしまいます。
有効に活用することで人間関係をあなた自身が決定することができるのです。
“あいさつ”はいくつかに分類することができますが、その分類は、
1、時間との効果
例えば、“おはよう”、”こんにちは“、”こんばんは“等
2、タイミングの効果
例えば、お別れは
“さようなら”、“お元気で“、”失礼します“、“バイバイ”等
例えば、食事は
“いただきます”、“ごちそうさま”等
3、感情の効果
”ありがとう“、“どういたしまして”、“がんばってください“等
時間やタイミング、相手に対する感情や伝えたい気持ちが合わさり、“あいさつ”の魔法はできています。
その中から、今日は、一日が始まる最初の魔法“おはよう”から見てみます。
まずは、辞書でその意味を確認してみましょう。
お‐はよう〔‐はやう〕【▽御早う】 の解説
[感]《「おはやく」のウ音便から》朝、会ったときのあいさつの語。丁寧に言うときは「おはようございます」。 goo辞書参照
朝目覚め、自分のスイッチがオンになります。
スイッチがオンになると、昨日までの現実の世界の続きが始まります。
そこで、家族や友達や恋人など誰かと会った時に最初に使う“あいさつ”が“おはよう”ですね。
この言葉は発するそのタイミングによって、その時の機嫌や健康状態や、心の状況含め様々な情報が相手に一気に伝わります。
例えば、目があった後に、目を逸らしながら“おはよう”と、小声で言った場合、相手はきっとこう思うでしょう。
今朝は、機嫌が悪いのかな?何か不安があるのかな?など、マイナスの印象を与えてしまう可能性が高くなります。
また、例えば、会った瞬間に目を見て“おはよう”と元気に言うと、相手はきっとこう思うでしょう。
今朝は、機嫌が良いのかな?楽しい一日が始まるのかな?など、プラスの印象を与える可能性が高くなります。
“あいさつ”は、その言葉の効果も大きいのですが、それが、適切な時間やタイミングであればより効果は大きくなり、さらに、表情や声の大きさなどによって、その効果はさらに大きくなります。
つまり、
1、あいさつの意味
2、時間やタイミング
3、自分の表情や声の大きさ
によって、相手に伝わる魔法の効果をあなた自身で選ぶことができるのです。
3番の自分の表情や声の大きさに関しては、今はコロナ自粛によってなかなかお互いに会うことができない状況が続いていますから、メールやSNSでは、絵文字やスタンプなどを活用すると補完が可能です。
1、2、3、を上手に活用して、“あいさつ”の魔法を楽しんでみてください。
今世界中は、不安や孤独、悲しみなどに包まれてしまっています。
そんな今だからこそ、一人一人が、その魔法のチカラを有効活用して、心を通じ合い、暖かな世界に向けて“あいさつ”の魔法を振りまいていって欲しいと思います。
そして、あなたから始まる魔法の連鎖で、この世界が少しでも明るく、心に希望が満ちあふれた平安な世界を実現して欲しいと思います。
会えない今だからこそ、電話で、SNSで、メールで、家族や友達や仲間に、心を込めて“あいさつ”の魔法を広げていってください。
その時に、相手の笑顔を思い浮かべて、ニッコリ笑顔や太陽の絵文字を添えるとその魔法の効果はより一層輝くことでしょう。
あいさつの魔法で、未来を明るく照らしていきましょう。
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