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“あいさつ”の魔法 基礎編6

こんにちは。

オトボトです。

今日の“あいさつ”の魔法は、“こんばんは“です。

前回の”こんにちは“と同じく、時間との関係が密接な”あいさつ“の魔法です。

そして、その中でも、昼間の太陽に対して、夜間の月と関係する重要な魔法効果を持っています。

まずは基本的な知識のために、いつものように辞書の意味から見てみましょう。

こんばん‐は【今晩は】 の解説
[感]夜、人に会ったり、他家を訪問した際などにいうあいさつの語。「今晩は。おじゃまします」                  goo辞書参照

英語では、HelloやGood evening.と表現されます。
一般的にはGood evening.が有名ですが、固い表現なので、お店やホテルのスタッフなど、一定の機会以外はあまり使われていません。

フランクな表現をする場合にはEvening.と言う場合もあります。
また、HELLOは、“こんにちは”としても用いられますが、日本語の“こんにちは”の魔法とは違い、時間をあらわす意味合いは弱いです。
英語では、昼夜の別なくHELLOは使われます。


一般的な辞書の意味は、夜間人に会ったり、相手の家に訪問した際に使用すると書かれています。
「今晩は、お邪魔します。」を「こんばんは」に省略した形なのですよね。

現在は、人に会った場合より、他家を訪問した場合に、「お邪魔します。」と言いますよね。


では、何故、“こんばんは”の魔法が必要なのでしょうか🧙‍♀️✨

昼間は基本的に活動のために外出する事が多い中、家族などと接するより外で会う人とのコミュニケーションが多くなります。

また、昼間は、太陽が輝きを増し、人間の生命エネルギーも満ちて来るわけですが、その時間帯は、自分が相手や周りの環境に対して影響を強く残せるのかどうかと言う人間の本質的活動のメインステージであると前回の“こんにちは”の魔法で説明しました。

“あいさつ”の魔法は、時間との関係で効果が発生するものがありますが、”おはよう”や“こんにちは”とともに、“こんばんは”もここに属します。

時間を認識したり、時間に合わせて使用することでより強い効果を発揮される魔法です。

“こんにちは”と”こんばんは“の時間の切り分けは、太陽が沈んだ以降は“こんばんは“の魔法効果が強くなる時間帯になります。

夜間は、昼間と違い太陽が沈んだ後なので、暗いですね。

現在は、電気のチカラで街には光があり、夜間も外で活動することが可能ですが、電気が備わっていない時代は、太陽が沈めばとっても暗いですね。

そのため、野外での活動は基本的に太陽が沈むまでと限られていました。

その当時は、日没以降は屋内での活動が中心でしたので、「お邪魔します。」と訪問先に上がることの許可をもらうことが必要でした。

現在は、夜間に外で会うことや、お店などで会う機会が多くなり、時代に合わせて環境が変化する中で、人間の生活リズムや時間との関係が変化しています。

最近は、コロナの影響で外で会うことも、他家を訪問することも少なくなってしまいましたが、“こんばんは”は、夜の時間、睡眠までの時間に有効な”あいさつ“の魔法であると覚えておいてください。

“おやすみなさい”の魔法は、スイッチオフに向けて使用しますが、“こんばんは”は、スイッチは入った活動時間中に使用する点で、違いがあります。

日本では、『古事記』において黄泉の国から戻ったイザナギが契を行った時に右目を洗った際に生まれたツクヨミ(月読の命)が月の神様として夜を治めるとされています。
同時に左目から生まれたのがアマテラス(天照の命)で、太陽の女神であるとされています。

月と太陽は、左右対象の存在として、24時間を2つに分けて時間を刻む象徴となっています。

この点、現実の世界は不思議な法則によって成り立っているのですが、左右対象のように、2つの相反する存在によって現実の世界は1つとして成立しています。

ここで、また少し難しい事を書きますが、これも現実の世界の根幹の仕組みですので、まあ、そんなものなのかと言った程度で読んでみてください。

すると、その後にあなたが今まで以上に自己分析や現在に状況分析の能力が格段に上がったことに気がつくことになると思います。

プラスとマイナス、表と裏、0と1、ONとOFF、女と男、陰と陽、明と暗、色と空、と言うように、そのそれぞれの2つの相反する存在が絶妙なバランスで支え合い、現実の世界は存在しています。

この点は、日本を含む東洋思想で特に意識されていますが、時間との関係は勿論ですが、相手とのコミュニケーションにおいても、心の中の動きも同じように相反する2つの感情やエネルギーによって成り立っていることを心に留めておいてほしいと思います。

ここでは詳しく触れませんが、イメージしやすいように球体、例えば地球や太陽や月がそうですが、あらゆる球体が存在するのは、この仕組みからです。

”あいさつ”の魔法でも、以前に書きました”究極の選択“においても、あなたが何を基準に意思決定し行動するべきなのかは、その時の状況の中にさまざまなヒントが隠されています。

また、これも以前に「相手の心を読む事は意味がない。」と書きましたが、その理由の一つとして、人間の心は移ろいやすいことがありますが、この2つの相反する状態や感情によって動いているので、特定する事はあまり意味がないという意味で書いています。

同様に、自分の心も、相反する2つの感情や状態によって動いていますよね。

「やるべきか、やらないべきか」、「食べるべきか、食べないべきか」、「話すべきか、話さないべきか」、「進むべきか、進まないべきか」というように、2つを比較して、自分の最善の意思決定を模索している状態ですね。

また、明と暗のように、光があるか無いかによって、五感の中の目を通じて心が明るくなったり、さみしくなったり、外部の影響でもその心は移ろっていますよね。

このように、相反する2つの存在を常に波のように行ったり来たりと心が変化しているのです。

そこで、自分の過去から現在までの経験や心のデータベースの状況を整理整頓しておく事で、一定の安定性を維持することも可能になるのです。

以前からプラスエネルギーで心を満たしておくと、未来が自分の希望や夢や目標に向かいやすいと書いてきた理由は、この仕組みに基づいているのです。

今の心の中がプラスエネルギーで満たされている状況が常に維持できていれば、未来に外部から五感を通じて受ける影響は、この2つの相反する存在のバランスが影響してくるので、未来の予測の範囲を絞ることが可能となって、“究極の選択”を誤りにくくなることになるでしょう。
という事は、心の中がプラスエネルギーからマイナスエネルギーに急変してしまう最悪の事態は、起こりにくく、未来は平安、平和、に安定し、みなさんの意思決定のままに拓けていくことになるでしょう。

話しを戻しますが、”こんばんは“の魔法は、夜間の月明かりのもとでの活動時間に効果を発揮します。

昼間の太陽のエネルギーは情熱などに例えられますが、それとは真逆で月のエネルギーは、冷静などと例えられます。

また、昔から月は、人間の無意識に働きかける不思議な力を持つと考えられてきました。

時間の経過とともに月は満ち欠けを繰り返し毎日形を変えます。

この点は、太陽と同じく、時間の経過をあらわす時計の役割を持っています。

海の潮の満ち引きは、月の影響を受けていると言われていますが、これも時間によって現実の世界が影響しあっていることを証明する一つの現象ですね。

朝目覚め、スイッチオンになり、昼間に太陽のエネルギーを受けて活発に活動し、夜間に月のエネルギーによって昼間の活動を反省し、スイッチオフによって心も体も休息する。

この一日のサイクルの変化が、そのまま“あいさつ”の魔法と連動している訳です。

“あいさつ”の魔法が、現実の世界で大きな効果がある理由が、見えてきたのではないでしょうか?

“こんばんは”の魔法も、笑顔で、目線や表情を意識して適切に“こんばんは“と発した場合に、相手の心に働きかけると同時に、お月様にエネルギーをお借りしますと言うメッセージを同時に届けています。

お月様に感謝を伝えると同時に、これからコミュニケーションする相手にも、お月様のエネルギーを共有しましょうと言う合図でもあるのです。

コミュニケーションは五感を通じた情報の交換や、その情報の保存管理など、さまざまな機能が動き出し、相手とお互いに影響し合うわけですが、月の静けさや冷静さと言った鎮静化のエネルギーは、五感の中で目や体の通じて心に取り込まれて、その後のスイッチオフに向けてのスローダウンの時間でもあるのです。

スポーツジムでランニングマシンを使用して走った後にクールダウンでゆっくり歩きますね。

それと同じで、急激な変化ではなく、ゆっくりと時間の経過に合わせて体と心を整えていく訳です。

また、時間には、ブロックチェーン技術で証明されているような、唯一無二のデータ保存の仕組みがあると前回書きましたが、1秒、1分、10分、、、と進んでいく時間は、どんな権力者も大富豪も変更も修正もできません。

その誰も変更も修正もできない時間だからこそ、みなさんの毎日の活動や五感で受けた感覚や刺激、相手に与えた影響などなど、同時進行で世界中で起きている事が絶え間なく、連続して過去から今、そして未来へと続いていく礎になっているのです。

ブロックチェーンの出現によって、自然界の時間と自分と相手と物や言葉との関係は、よりイメージしやすくなりましたよね。

”あいさつ“の魔法と時間の関係は、とても興味深いのです。

前回の相手とのコミュニケーションの時間に付箋で印をつけておくことの効果は、勿論、”こんばんは“の魔法の効果も同じです。

”こんばんは“の魔法とともに、この時間を有効活用した機能を思い出してみてください。

やり方は簡単です。

“こんばんは”の魔法で、相手とのコミュニケーションを開始し、時間に付箋をつけるように、目印を残すだけなのです。

まさにブロックチェーンを現実に応用するような感覚です。

今は、なかなか人と会えなかったり、距離を取っていたりとコミュニケーションも難しい時期ですが、そのおかげでメールやSNSでのコミュニケーションは、この付箋の効果がデジタル上で行えるので、その点は、記憶が曖昧になる事はないと思います。

ただ、やはり会ってコミュニケーションしたいですよね。

その時に、この“こんばんは“の魔法や時間と付箋の仕組みを思い出してみると、とっても効果的なことがわかると思います。

そして、これはとっても簡単で、今知れば、過去の出来事にも知らず知らずに自分で付箋を付けていた事に気がつくこともあるでしょう。

自分の人生を整理整頓するためにも役に立つことと思います。

そんなことを意識して、“あいさつ”の魔法を効果的に活用してみてください。

今回は、現実の世界は相反する2つの存在が絶妙なバランスで支え合って成り立っている事、そして、それを支える時間と”あいさつ“の魔法の関係を書いてみました。

笑顔で、目を見て、ニッコリと“あいさつ”の魔法で世界中が、平安に、平和に、プラスエネルギーを広げていきましょう。

会えない場合にはメールやSNSで、絵文字やスタンプを工夫して使ってみてください。

みなさんの“あいさつ”の魔法が、相手の心を落ち着けて、明日の活動に向けて心の整理整頓に役立つことでしょう🌙

今日も読んでいただきありがとうございます😊✨


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