コンサル会社に中途入社した僕が、半年で学んだファシリテーションスキルの基礎
こんにちは、土田です!
入社後3ヶ月の時に書いたnoteが予想以上の反響で、DMだったりでたくさん連絡をいただき、ありがとうございました!
コンサル一年生シリーズ第二弾は、入社後3ヶ月〜6ヶ月の話です!
入社初日〜3ヶ月までを読まれてない方は下のnoteも読んでいただけると嬉しいです!
乗り越えないといけない壁はどんどんやってくる
会社にも徐々に慣れ、少しずつですが仕事も覚えてきたところで
次の打ち合わせメインで話してみる?
と言われたので二つ返事で引き受けました。
僕なりに事前準備をし、当日。
場の雰囲気に呑まれて、頭も真っ白で、結果は、見事に惨敗、、、
100点中3点ぐらいの出来でした、、、
徐々に慣れてきたところ現れた壁は
チームでの仕事をスムーズに進めるために人を上手に動かすこと
です。
1on1での新たな目標設定
2週間に1回行われている上司との1on1で
最近どう?
から始まり
土田:いやー、この前○○の案件での進行が全然ダメだったのが一番の反省ですねー
上司:何があかんかったと思う?
土田:事前準備が足りなかったことと想定していたものと全然違ったのが原因かと…
上司:なるほどなあ。対クライアントの準備はもちろん必要やけど、上司をうまく使えてないのもあるんちゃう?
というようなやり取りがあり、次なる目標として僕が立てたことは
ファシリテートができるようになる
というもの。
会議やイベントの進行ではなく、案件を進めるうえで関係者をうまく動かすことをファシリテートと定義しています。
なぜこの目標を立てたかというと、クライアントとの打ち合わせ時に自分が話すことがで少しずつ増えてきたものの、思うように進行ができない現状があったので、クライアントの満足度を高めるために案件をうまく進められるようになりたいなーと思い始めたからです。
関係者をうまく動かす=人を動かす
と言えば、この本
目標を立ててまず、「人を動かす」が頭に浮かんだので早速読み返しました。
この本のページ数は350ページほどあって、読み始めることのハードルが高いかもしれませんので、この本の原則をまとめてみました!
良かったら参考にしてください!
人を動かす:上司編
3ヶ月が経ち、携わる案件数が増えてきました。
それまでは一つの案件に全力を注いでいたので、同時にいくつかの案件を抱えると案件を進める順番やどういう配分で仕事をすればいいのかという壁にぶち当たりました。
仕事をする上での大前提として自分一人で仕事が完結することは、コンサル一年目の時点ではほとんどない。
レポートを作成したら上司あるいは先輩のレビューを受ける、そのレビューを受けた内容をもとにレポートを修正し、またレビューを受けて…
そうやって成果物として出来上がったものをクライアントに提出する。
仕事の優先順位を考えるとき、提出期日を守ることは当たり前でそれまでの逆算をする中で、上司にレビューしてもらうことを計算に入れることを忘れがち。
レビューしてもらう際に、「できました!!レビューお願いします!!」だとどこを見ればいいのか分からず隅から隅までチェックされることになり、上司は面倒、部下の立場としても修正内容が多くて、お互いに嫌になりますよね…(笑)
そんな時に上司からもらったアドバイスをまとめると
・レビューをお願いするときは、自分が見てほしいところの要点をまとめて伝える
・どういう意図でスライドを作ったのかも添えて提出する
・100%作り上げて、期日間際に出すのではなく、60%でもいいから出来た内容を伝え、これから作成する内容の方向性をこまめに方向性を確認すること
上司には上司の仕事があり、部下のタイミングで必ずしも対応できるわけではないです。
なので僕なりの業務の優先順位の付け方を考えてみました!
正直②と③は人によるところがあるのかなと思うのですが、上司に時間を割いてもらうことをより意識したいなと思い、この順番にしました。
人を動かす:クライアント編
コンサルティングをする上でクライアントの協力なしではうまく仕事ができません。
決められた期間内にクライアントの期待を超えるアウトプットをしなければならないため、いかに上手くクライアントから情報を引き出すかが重要になります。
普段のやり取りよりも訪問やWebでの打ち合わせの時間が何より貴重なヒアリングの時間であるため、打ち合わせ時の進行がスムーズであることが望ましいです。
一年目の時点で進行を完璧にこなせる人はいいですが、少なくとも僕はうまくできませんでした。
いくらヒアリング事項を考えていても当日想定通りにいくとは限りません。
そんな時に上司にもらったアドバイスは
事前にアジェンダを共有しておく
当たり前のことなのかもしれませんが、クライアントからしても当日にアジェンダを見せられるのと事前に知っておくのでは準備が変わります。
コンサルタントから直接「○○を用意してください」というのではなく、アジェンダを共有することで、間接的に「○○のことを当日聞かれるんだ」と思ってもらうことで事前準備が変わります。
もう一点ポイントとしては
全体のスケジュール感をあらかじめ伝える
これも当たり前のことかもしれませんが、コンサルタント自身はいくつも案件をこなしているため、進捗具合や次に何をしなければいけないかわかっていますが、クライアントにとっては初めてのことかもしれません。
あらかじめ全体像を把握していれば、進捗具合も共有できますし、ゴールまでのプロセスが見えるので先に準備をしてもらえたりするのでスムーズに進めることができるようになります。
最後に
これまではtoCの営業をしていたこともあり、割と自分一人で完結することが多かったのですが、チームで仕事をすると大きなプロジェクトに関われたり、実力以上の経験ができるのですごく成長を実感できています!
ナレッジラボという会社は、仕事を手取り足取り教えてくれるというよりは、突然戦場に放り出されるけど、強力な援護射撃をしてくれるというような環境です笑
こんな痺れる環境に感謝をしながら、コツコツ積み上げていきたいと思ってます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
終わり!!!!
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