コンサル会社に中途入社した僕が、3ヶ月で叩き込まれた会計の基礎
こんにちは、土田です!
2019年11月末に株式会社ナレッジラボというマネーフォワードグループの会社に転職をしました!
ナレッジラボでは「Manageboard」という予算管理のサービスを提供しているほか、バックオフィスの効率化、IPO支援、事業再生などのコンサルティングを行っています!
そんなナレッジラボに入社して約3か月経ち、その振り返りでもしようかなと思います!
入社初日に課された課題
入社初日。
入社説明が終わり、昼食を食べた後、上司との1on1。
今後目指していく姿であったり、担当する業務(IPO支援、バックオフィスの効率化のコンサルがメイン)の話であったりを話していましたが、まず最初にされた質問が、
「経理と財務の違い分かる?」
というもの。
質問された当時は答えられませんでした(笑)
もし分からないという方は、この記事を参考にしてみてください!
そのあとも
「バックオフィスのイメージってできる?」
とか
「仕訳の切り方分かる?」
など、今考えるとものすごく基本的なことを聞かれていたのに、営業しか経験がなかった僕には全く分からない世界でした。
一通り話し終えたところで、会計について右も左も前も後ろも分からない僕に、優しさ溢れる上司はこんなものを用意してくれました。
推薦図書という名の課題がまさかの15冊!!!(皆さんもよかったら読んでみてください)
ちなみに読み終えた時点で特に意味不明だったのがIPO/内部統制関連の本。
特に一番上がめっちゃ難しかったです!!!
経理と財務の違いも分からないのに、IPOのことをすぐに理解できるわけないですよね(笑)
初日を終えてまず感じたことは、自分が無知すぎるということ。
そこで考え始めたことは
・そもそも会計は会社の中でどんな役割を担っているのか
・クライアントはコンサルタントにどんなことを求めているのか
・コンサルティングって具体的にどんな仕事なのか
他にもたくさんありますが、まずはこれらの問いに対して一言で説明できるようにならないといけないなと思いました。
会計の基本の「き」から始めるために
そんなこんなで1ヶ月が過ぎ、年末にCEO、COOを含めた4者面談。
最近どう?っていう話から始まり、少し世間話をしている中で
「簿記2級レベルぐらい知っといたほうがいいんちゃう?」
ということで2月23日の簿記試験を受けることに。
それと同時に
「簿記2級よりもはるかに上のレベルやけど
デューデリもやってみる?」
ということでM&Aの財務デューデリの案件も担当することに。。。
このカオスな感じがまさにベンチャー企業ですね(笑)
簿記を勉強したことで見える世界が変わった
試験も終わったし、仕事に関連することを一から勉強し直そうと思い、特に理解できなかったIPO/内部統制関連の本を読み直しました。
ここで改めて気付いたのは、簿記という仕訳作業は単なる作業ではなく、会社のあらゆる業務に関わっているということ。
簿記の勉強で学んだことは仕訳ですが、僕の普段の業務と掛け合わさって、仕入れ、販売、在庫管理、原価計算などなど企業の経済活動の中で日常的に行われている業務のお金の流れが見えるようになりました。
最初の推薦図書にあげた「忘れちゃならない経理の作法」を初めて読んだときは「ふーん、こんな感じね」みたいに分かったフリをしてたけど、会計処理も理解できて、承認のフローも頭で想像できるようになるという劇的な成長っぷり!!笑
この当たり前のようで、とても重要なことをどのように活かすのか、そしてクライアントに対してどのような価値を提供するのかが今後の僕の課題です!
最後に
簿記の試験を受けて、会計って思ってるより面白いし、理解が進めば自分の中での社会の見え方が変わってくるんだなと実感できました。
改めて簿記の勉強することを勧めていただいた上司の方々と今の環境には感謝しながら、日々精進していきたいと思います!
終わり!!!
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