それはまるで点描画のように
私たちは何かをするとき
何をするかという「点」にこだわりがちだし、
何かと何かを結び付けて「線」にしようとしたりします。
たとえば
「カラーセラピーをやります」とか
「カラーセラピーと占星術をつなげたことをします」とか。
点で物足りなくなると、
線を引こうとする。
けれど
いっぽうで、
何のためにやっているかよくわからないけれど、
日々、点を打つ作業をしています。
そして、それがあるとき、つながるときが来ます。
それは点と点を結ぶ線のように明確なものではなく、
点と点の積み重ねにより
「見る人」の中で並置混色が起こり、
色が混ざったように見える。
一つの「カタチ」をなしたように見える。
それはあたかも点描画のように。
点描画というのは、
線を描く、
色を塗りつぶすという作業ではなく、
ただひたすら点を打つので、
ものすごく時間のかかる作業です。
私たちが、日々、打っている点というのは、
はたしてそれが何の点なのかわからないかもしれないし、
何かを意図して打っているわけでもないだろうし、
完成図というのも茫洋としたものかもしれません。
けれど、
いつか、
それが一枚の絵になる日がくるのではないかと思います。
近すぎると見えない(点しか見えない)こともあります。
少し距離を置いてみると、見えるものもあります。
それをやっているときは、
何のためにやっているかわからない、
あてもなく、
あてどなく、
点を打つ。
ということが、
のちに一枚の絵になる点のひとつだったんだ、
ということがあるのではないかと思います。
\今、あなたはどんな点を打っていますか?/
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