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源氏物語「松風巻」を読む

 ただいま12時30分。前の記事を書いて数時間がたった。しかし、お昼に再開しているという点では、休憩は吉と出たに違いない。huluで動画を見ながら記事を書くことにも慣れ、【流れ作業】にまで落ちてしまったことに驚き、いや感動すらある。今回は「松風巻」であり、ここもまた淡々と進んでいった印象であった。今回は「はちぶく」という言葉を紹介したい。



そのあたりの貯へのことどもをあやふげに思ひて、鬚がちにつなしにくき顔を、鼻などうち赤めつつはちぶき言へば、



 ここには注がついているため、そちらを引用すると、『「はちぶく」は蜂を吹き払うが原義で、ふくれっ面をして文句を言う、の意。』とのことであった。容易に想像できた。蜂を「ふっー」と吹くと、もちろん頬は膨らむ。その様子を文句を言うときの様子と重ね合わせた語であるというのだ。やはり語義を知ると国語の面白さを知れる気がする。


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 九州には台風が近づき、夕方には上陸するとの話。去年大きな台風が近づくということで対策を行い、ある程度の準備はできているが油断は禁物だ。今日は映画を見に行くつもりであったが、これはまた次の機会にしよう。

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