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「ネガティヴ」ってそれ自己評価?他己評価?
なんでそんなにネガティヴなの〜
こんにちは。
音です。
幼稚園に通う男の子のママをしています。
私は20歳前後の4年間ほど接客業に勤めていました。
100人以上のスタッフがいて、コミュニケーション量も多く、和気藹々とした職場だったと思います。
ただ、私はその4年間のうち3年ほどはずっと体を壊していました。
その原因が自己評価と他己評価のギャップです。
ある時、職場で新しいことに挑戦させてもらえそうな雰囲気があって、スキルアップに燃えていた私は飛び上がるぐらい嬉しくてすぐに引き受けました。
でも、そこでちょっとした不安を吐露したのです。
「あーでも不安だな。できるかな」
その一言がきっかけでした。
「なんでそんなネガティヴに考えるの!大丈夫だよ!」
その瞬間は、少しマイナス思考になっていたのは事実。
でも、それ以降何かと、少し考え事をしただけで「まーたネガティヴに考えているんでしょう!」と声をかけられるようになりました。
そして、ネガティヴという評価がついてから、それまで以上に色々な人から話しかけられるようになったのです。
人生で人間関係がうまくいったことがなくて、馴染むのに、嫌われないように必死だった私は思いついてしまった。
「ネガティヴな人間だったらこんなに人が集まるんだ!」
そこから退職するまで、私は「ネガティヴな人間」を演じ続けていました。
実際はというと、ネガティヴな部分もないとは言えないけれど、比較的楽観的に物事を考え、思い切りのいい人間だと自覚しています。
だから、本来の自分ではない「ネガティヴな自分」を演じることで、どんどん体や心がおかしくなっていきました。
出勤日は頭痛に悩まされ、家に着いた途端に気絶する日もありました。毎日何度も嘔吐して、休みの日もベットから起き上がれない。
私は間違いを犯していました。
ネガティヴな人間が好かれるのではなく、「謙虚」な人間が好かれる。
当時たくさん話しかけられたのは、ネガティヴな発言を面白がられていたからだと、気づけなかった。
人に好かれるために自分を偽っても、長くは続かない。
あの時、もっと自分に、同僚に正直でいれば、どんなに良かっただろうと今でも思います。
そうすれば、もっと自分を大事にできのに。
「なんでこんなにネガティヴなんだろう」
「なんで自分はこうなんだろう」
って悩む人がいるならば、まずはその評価が自分自身によるものなのか、周囲によるものなのか考えてみてほしい。
そこにギャップがあるなら、間違いなく自己評価を尊重してあげてほしい。
もちろん、周囲からの評価も大切だけれど、そのギャップに苦しむくらいなら、自己評価以外は無視した方がいい。
もし、周囲に優しさを感じられるなら、本来の自分の姿を伝えてみるのもありかもしれない。
私はそれができたはずなのにできなかったから。
何かが壊れる前に。
自分が知っている自分を大切に。
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