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徒然日記 歎異抄をひらく

『歎異抄をひらく』というアニメ映画を観てきた。歎異抄とは、親鸞の弟子唯円により記されたという日本の古典である。上映会は、ご年配の方ばかりであったが、俳句というミステリアスな趣味を持っているため、違和感なく楽しめた。

芭蕉「風流の初めや奥の田植歌」という句がある。劇中唯円が田植歌を歌う場面があり、芭蕉の旅が、先人の残した足跡を辿るものであったことを思い出した。

映画を観た足でそのまま本屋などを回った。『全ての季節のシェイクスピア』(松岡和子、筑摩書房)を買って帰りのバスで読み始める。とても面白い。忘れていた内容を思い出しながら改めて作品の魅力を発見し、著者と読書体験を共有するような感覚であった。読み終えたら感想のようなものを書いてみたい。

「映画、ひとりで観に行ったの?」
気がつけば周りは、ひとりものばかりだ。ひとりに慣れるのは、怖い。早いところ環境を変えようと思っている。

活字中毒死春日の席倒し

ぎんが

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