食べたものよりストーリーが大事
印象深い一杯のラーメンがあります。でも何味だっかとか、どんな麺の太さだったとかは覚えていません。羽田空港で食べたことと、友人と食べたことしか記憶には残っていないものの、そのラーメンが美味しかったことは事実です。
僕の友人の一人に、大学を卒業してすぐにシカゴに留学した人がいます。卒業して10数年たった今でもよく連絡をとり合う仲です。
そんな彼に触発された事もあり、一念発起し大卒で勤めていた会社を辞めて、僕もカナダで1年半海外生活を送りました。自分でもその時間は、その後の僕の人生感に多いに影響を及ぼすものだったと感じています。
その生活を終えて帰国した日、成田空港に降り立った僕は在京の彼に連絡をとりました。関西に帰る飛行機が羽田からなので、もし時間が合えば会いたいと。
持ち前のフットワークと気の良さで、仕事を終えた彼に羽田で会うことができた時に、手持ちのお金も少なかった僕に、彼はご飯をご馳走してくれました。それが、ラーメンだったのです。
こんなに美味いものがあるのが日本だと感じながら、頂いたことを覚えています。
ふらっと立ち寄った感じだったのでお店の名も、どんな味だったかも覚えていませんが、久しぶりに感じた日本の味に感動したというストーリーがあります。
ただ美味いだけじゃなく、ストーリーが印象的なのです。
皆さんの忘れられない食事はどんなものですか?
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