仕事のストレスから自律神経失調症になり、何年も苦しんだ経験を書いています。一人でも多く…

仕事のストレスから自律神経失調症になり、何年も苦しんだ経験を書いています。一人でも多く、その苦しみから遠ざけたい一心です。よろしくお願いします。

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  • 透明な病と生きる 自律神経失調症

    仕事のストレスから自律神経失調症となり、様々な症状に苦しめられ人生を何年も無駄にした。そして他人には見えにくい、その「透明な病」とどう向き合ったか。同じ悩みを持つ人に伝えたい、発症から今に至るまでの記録です。 転機を迎える第3章まで公開中。

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透明な病と生きる 第5章 ”退職、それから”

第4章はこちら https://note.com/otherside_tsuki/n/n8b24cdb1410e 第5章 退職、それから 前章までに、ブラック企業でのストレスと過労にて自律神経失調症となり、その根源を断ち切るためにその会社を退職するまでの流れを書きました。自律神経失調症のことを中心にしましたが、実際には適応障害やうつ症状もある程度混在していたのかもしれません。しかし、それらの症状をはっきりと分けて認識することは困難です。 本章では、退職した後に自分の心身をど

    • 透明な病と生きる 自律神経失調症 第4章 ”透明な鳥籠”

      第3章後編はこちら 透明な病と生きる 自律神経失調症 第3章 ”ゆらめく影は、甦る悪夢” 後編|月 (note.com) 第4章 透明な鳥籠鳥の目線で見てみる 第3章後編で書いた「きっかけ」を経て、私は自身の仕事と生活に対する考え方を変え、心身の不調を引き起こす原因と戦うことを決めました。 そもそも何故このような状況、自律神経失調症になったのか。いったい何がストレスだったのか。 ひとまずその時に持っていた目線を一旦捨て、俯瞰で自分と周囲を見てみることにしました。 導き出し

      • 透明な病と生きる 自律神経失調症 第3章 ”ゆらめく影は、甦る悪夢” 後編

        第3章前編はこちら 透明な病と生きる 自律神経失調症 第3章 ”ゆらめく影は、甦る悪夢” 前編|月 (note.com) 第3章 ゆらめく影は、甦る悪夢 後編本章後編では、前編で記述した7つの身体的症状に続いて、第8の症状として心理的症状について記していきます。心身両方の症状が出揃いステータス異常はもはや数え役満。そこでどうなったか、そしてそこから脱する決意をするに至った経緯を書きます。 【閲覧上の注意】  途中、ショッキングな出来事についての記載がありますが、できるだけ

        • 透明な病と生きる 自律神経失調症 第3章 ”ゆらめく影は、甦る悪夢” 前編

          第2章はこちら https://note.com/otherside_tsuki/n/n13c5f027725a 第3章 ゆらめく影は、甦る悪夢前章で私と自律神経失調症の戦いの始まりを書きましたが、それはまだ氷山の一角でした。自律神経は全身の様々な部分をコントロールしている以上、それに異常をきたすということはそれだけ様々な症状が出現し得るということです。それは私も例外ではありませんでした。 本章では、私が味わうこととなった症状を羅列していきたいと思います。時系列ははっきり覚

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        • 透明な病と生きる 自律神経失調症 第3章 ”ゆらめく影は、甦る悪夢” 後編

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        • 透明な病と生きる 自律神経失調症
          6本

        記事

          透明な病と生きる 自律神経失調症 第2章 ”地獄を見れば、心が燥く”

          第1章はこちら 透明な病と生きる 自律神経失調症 序言~第1章 ”炎の匂い、染みついて”|月 (note.com) 第2章 地獄を見れば、心が燥く私が復帰した後、私の病気のことも先輩の病気のことも、原因を明確に立証することができず職場に問題があるとは言えませんでした。なので病前と比べて特に扱いが変わるわけではなく、また元のように働き続けることになりました。 あとになって考えれば、病気をきっかけに「もう限界だ!こんな職場辞めてやる!」と言えば通ったのではないかと思いますが、少

          透明な病と生きる 自律神経失調症 第2章 ”地獄を見れば、心が燥く”

          透明な病と生きる 自律神経失調症 序言~第1章 ”炎の匂い、染みついて”

          序言人生は誰しも一度きり。自分らしく生きて、幸せになりたいと願って日々を生きる人がほとんどでしょう。そのために学校へ行ったり、仕事をしたり、趣味を楽しんだり、恋愛をしたり、様々な活動をしてライフステージを上っていきます。それが順調に運ぶことが「人並みの幸せ」と言えるのかもしれません。 私もそれを願って生きていたうちの一人でした。大学へ行って就職して、そこそこに働いて恋愛して結婚して、子供を育て、家族で過ごす喜びとともに歳を取っていく。そんなささやかな生活が夢でした。 しかし

          透明な病と生きる 自律神経失調症 序言~第1章 ”炎の匂い、染みついて”