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ラピュタの世界観が残る場所

こんにちは!
今日もありきたりな観光地では見る事の出来ない非日常的な空間を求めて旅を続ける異空間TripperのTAKUだ。

今回の異空間トリップは、北海道の中部、三笠市奔別町にかつてあった奔別炭鉱の跡地。

町の中心部から徒歩でアクセスできるにうえに、ジブリの名作「天空の城ラピュタ」にも描かれていた重厚かつレトロな巨大炭鉱施設と退廃的な美しさを合わせ持った異空間が残されているとか。


【目次】
1. 奔別炭鉱とは
2. 羽幌第二選炭工場の巨大ホッパー
3. 奔別炭鉱のシンボル 巨大な立坑櫓
4.「滅びの美学」奔別炭鉱変電所跡
5.詳細情報

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1. 奔別炭鉱とは

1900年(明治33年)に奈良炭鉱として開鉱。
昇降装置に国内初の最新システムが採用され「100年採炭できる」と謳われたが、立坑密閉作業中に爆発事故が発生し1971年(昭和46年)10月25日に閉山した。

炭坑遺跡は数あれど、その巨大さと異様さは独特のもの。
閉山から50年以上経った今でもこれら機構や巨大な施設跡はひっそりと山の中で時間を停めたまま眠っている。

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2. 羽幌第二選炭工場の巨大ホッパー

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入ってすぐに見えてきたのは精炭された石炭を貨車に積み込むための施設「ホッパー」。現存する石炭積み出しホッパーとしては国内最大規模だとか

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ホッパーの内部。ここに貨車を止めて上から石炭を落とし、そのまま列車で運搬していた。

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内部は暗く、ところどころ自然光が差しており、さまざまな遺物がスポットライトのように浮かび上がっていた。

3.奔別炭鉱のシンボル 巨大な立坑櫓

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続いて向かったのがこの奔別炭鉱のシンボルとも言える巨大な立坑櫓。

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