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ゆとり世代の感想文#3~どんな本でも大量に読める「速読」の本~

■どんな本?
本を読むスピードは「速読技術」×「知識」と定義し、本を早く読むためには、事前の知識を増やすことに焦点を当てた本である

■概要
速読の技術的な観点については、下記の2つを上げている
・文字を頭で音にしないこと
 ⇒音に変換することで読むスピードが落ちる
・内容を分かろうとしないこと
 ⇒写真読み

この本では、上記を意識しながら、知識を増やすことに焦点を当てた「高速大量回転法」をおすすめしている。

日ごろからたくさん本を読む以外にどうやって知識を増やすのか?
それはこれから読む本(同じ本)を繰り返し読むことである。

具体的には、
①目次は2分で10回転
②まえがき、あとがきを5~6分で10回転
③本文見出しを5~6分で3回転
ここまでの15分で本全体の構造を把握し、本についての知識を蓄える。
④残り15分で気になった言葉や個所を中心に繰り返し読む

■速読の注意点
いまいちピンと来てないが、
①フォトリーディングは1度読んだ本は頭の中に入っているという考え方で分かったつもりになっている。筆者は読む人(同じ人でも20歳で読んだ時と40歳になって読んだ時)では本から受け取る情報は変わってくるので何回も読もうと言っている。

②目的を明確化して、検索型の読み方にしないこと
本を読んでも自分の視点で見えるものしか得ることができない。新しい視点(著者の視点や考え)を得ることができないと言っている。

■電子書籍について
電子書籍は速読に向いてないと書いてあるが
何か研究のデータが出ているわけでもないので、正しいか間違っているのか分からない主張

電子書籍で読んでいる自分の主観的な意見としては、向き不向きはないと思う。読む人が好きな方を選べばいいじゃんと思う。
自分は電子書籍派。スマホさえあれば、いつでも何冊でも読めるし、単語検索できるから。

■最後に
速読についての本を2冊読んだが、共通していることは、まずは全体の構成と概要を把握すること。
今までは、目次見て、一言一句丁寧に読んでいたが、時間がかかっていたので、これからは速読ベースの読み方で読書していきたい。


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