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センスは養うもの〜にじいろアトリエから〜

久々の投稿ですが、こちらも久々我が絵画教室、にじいろアトリエから今回は色彩センスについてです。

センスという言葉について

よく、私はセンスがないと大人の方は言いますが、
正直それは違うと思っています。

ただ単に描くことに慣れていないだけで、
つい正解を求めてしまう、緊張してしまう。

故に、自由に描くこと、イメージすることが
できなくなって、
センスがない、というところに行き着くのだとおもいます。

センスは養うもの

センスは元から持っているものもありますが、
養っていくものだと思います。

自分の好みを知り、
身の回りのデザインや風景から吸収し、
育っていくものです。

描くことも段々と慣れていきます。
だから、少しでも楽しいポイントを見つけ、
発見を大事にして、描いていく。

センスを養い育てていくのです。


子どもの成長が早いのはなぜか
〜にじいろアトリエの場合〜

アトリエで、なかなか描き出せない子に
私がどのように接しているか。

描き方を教えているのだと思っている方も
多いと思います。

じつは、描き方というような大層なものは
教えていません。
何をしているかというと、、

まず、「何を描きたい」か聞きます。
その子を顔を見て、候補を出して、
乗り気になるものがないようだったら、
「好きなもの」を聞きます。

「好きな色」
「好きな本」
「今の気持ち」
を、聞いていきます。

順番は決まっていません。
あくまで、目の前の子の反応次第でその場で
変えていきます。

そして、どう描いたらわからない時は、
好きな色を何色か作ってもらいます。

ピンクが好きなら、赤と白を色んな割合で混ぜる。
グラデーションができる。
なんとなく楽しくなって、他の色も混ぜてみようかなーという気持ちになる。
すると、違う色ができる。

その出来上がった色を見て、描くものを決めます。
そこからは、なんとなく手が動きます。
色の用意ができていたら、人のイマジネーションは動き出します。
色がイメージの世界に連れて行ってくれるのです。

これは人それぞれで、形が先にきて、次に色の場合もあります。
本当に人それぞれなのです。

子どもの成長吸収が早いのは、まだ自分に素直で、やり方を知らないから。
知らないことが恥ずかしいという気持ちが少ないからです。

楽しいという気持ちが上回るとぐんぐん伸びていきます。

大人の方も、もし何か描きたいけど描けない時は、
色に頼ってみるのもおすすめです!
好きな色を自分で何色か作って、何かを描かなくても、白い紙に塗ってみてください。

きっとそれだけでも、ちょっと心が軽くなります。
そして、その絵の中に自分の気持ちの一部が
詰まっています。


楽しいお絵描きで、
センスを養っていきましょう!

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