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少しずつ、お姉ちゃんになる
甘えん坊でママからぴったり離れず、マイペースな娘は、
2歳になってすぐに双子の姉になることがわかった。
それまで、完母、ベビーカー拒否でずっと抱っこ、母子ぴったりくっついて生活していた娘。
双子妊娠してからは、リスクが高いということで、妊娠初期から抱っこもできない。
祖母やファミサポさんや一時保育、周囲の人に娘をフォローしてもらう毎日。
突然、ママ離れをすることになった娘は、葛藤しながら少しずつお姉ちゃんになる準備をしていった。
双子が生まれてからも、赤ちゃん返りしながら、不安定な日々。
双子パニックでてんやわんやの大人の中で、少しずつ、恐る恐る双子に触れていった娘。
双子が生後2ヶ月くらいには、彼女なりにあやしたり、相手をするようになった。
弟の手を取り、腹這いで首を上げる練習をする弟を見る目は、
小さいながらもちゃんと「お姉ちゃん」になっていた。
そうやって、いつの間にか子どもは成長している。
大人が現実世界のあれこれに気を取られ、計算をし、ドタバタしているうちに、
子どもたちは大人の何倍ものスピードとパワーで精神的に成長している。
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