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大河ドラマ『光る君へ』感想文

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2024年2月の記事一覧

光る君へ 第七回 「おかしきことこそ」

光る君へ 第七回 「おかしきことこそ」


※敬称略

はじめに前回の最後、花山帝の最愛の人が亡くなり、宮中には盗賊団が忍び込み、更にまひろ(吉高由里子)の元には道長(柄本佑)からのラブレターと思しき文が届きました。
今回はどんなお話になるのでしょう?
今回も楽しみです。

女御忯子の崩御懐妊中だった、花山帝(本郷奏多)の最愛の妻であった、弘徽殿の女御こと忯子(井上咲楽)がお腹の子と共に亡くなる。
この時代、死は穢れとされ、帝であっても忯

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光る君へ 第六回「二人の才女」

光る君へ 第六回「二人の才女」


※敬称略

はじめに毎回毎回楽しんで視聴している、今年の大河ドラマ『光る君へ』。
既に周回遅れとは言え、半ば勢いで感想文の投稿を始め、今のところ続いております。
今回は予告編で既にききょう(後の清少納言、演:ファーストサマーウイカ)の登場が告知されており、彼女がどの様に描かれるのか楽しみでなりません。

「まひろの言う事を信じる」泣き疲れた様子のまひろ。
水盥に映る月を眺め、道長の言葉を思い出し

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光る君へ 第五回 「告白」

光る君へ 第五回 「告白」



※敬称略

まひろ、ショックで寝込む前回の最後、三郎の正体が母の仇と知って寝込んでしまったまひろ。
倫子姫のサロンは欠席。
ところで、共にサロンに通い、五節の舞に参加した肇子さん(演:横田美紀)は侍従宰相(演:ザブングル加藤歩)に見初められ、通いがあったとかで、彼女もサロンにはいない。
侍従宰相、大層お金持ちだけれど顔の四角い方、と姫様方の噂のネタに。
更に、ここぞとばかりにまひろの陰口を言う

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光る君へ 第四回 「五節の舞姫」

光る君へ 第四回 「五節の舞姫」

(写真は令和の大嘗祭の際、皇居に建てられた大嘗宮。2019年皇居秋の通り抜けの際に筆者撮影)

はじめにこれまで4回の放送を観てきたが、こうしてほぼ勢いで長文の感想を書き始める程『光る君へ』の物語が面白いです。
このnoteを書いている2024年2月8日(木)現在、5話迄放送されましたがあっという間に引き込まれ、まさに「底なし沼に嵌る」状態に。
近年、割と好きで観ている韓流時代劇に相通じるものもあ

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