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「自分のことが全くわからない」悩みながら思い出した理想の働き方

1993年鹿児島県種子島に生まれ。高校卒業まで地元種子島で育ちました。「人生は環境と人との出会いで大きく変わる。どこに住んでいても人が自分らしい人生を選択するきっかけを届けたい。」そんな想いを胸に、宮崎の大学卒業後は高校生の進路選択に携わる教育系広告代理店に入社。


企画営業として名古屋で3年間、大学・短大の募集広報やブランディング・インナーブランディング等の支援に従事した後、東京の人事部へ異動。社内報の企画・記事執筆や、 新人育成を担当していました。

その後、一人の人生により深くコミットしたいと思い、キャリアコンサルタントの資格を取得し、転職。県主催の就活イベントの事務・広報アシスタントとして勤務しました。

人生の転機となったのは社会人2年目のこと。
大きな仕事を任せていただき張り切っていたのはいいものの、トラブルが続き、「自分が担当なんだから、自分が全部なんとかしなきゃいけない」と周りへの相談もせず一人で抱え込んでしまい、プチ鬱状態に。


自分は一体何がしたくてここにいるのか。何が好きで、何が嫌なのか。自分自身のことが全くわからず、感情も湧いてこなくなってしまい、朝から涙が止まらない状態のまま会社へ行く日々を送っていました。

しかし、ここでの経験のおかげで、「周りから評価をもらうこと第一に生きていたら、どんなに会社や仕事が好きでもいつか限界がくる。まずは自分自身を見つめなければいけない。」そう思い、今後の人生について改めて向き合いました。


そうしたなかで、「いずれは自分自身でも仕事を創れるようになりたい。時間や場所にとらわれずに働けるようになりたい。」大学時代に考えていたことをふと思い出しました。


それが2020年。ちょうどコロナが大流行した年でした。

在宅勤務が主流になったことで時間ができ、オンラインの普及も追い風になり、様々な人に会いに行ったり、コミュニティに参加したりと、本業のかたわら社外での行動を増やしていきました。そうしているうちにご縁をいただき、女性起業家様のSNS発信サポートをさせていただくことになったのです。

キャリアをいったんリセット。東京へのこだわりを捨て、島へUターン

SNSの仕事は、ほとんどがオンライン。本業も在宅勤務で、会社に行くこともほとんど無く、東京にいることにそこまで意義を感じなくなっていたわたしは、「次の目標を見つけるためにも、一旦これまで積み上げてきたことをゼロにしてみよう。」そう決意し、2021年秋に、東京から離れて地元種子島へUターン


現在は、地元企業で観光コンシェルジュとして勤務する傍ら、インタビューとライティングを軸に、言語化が苦手な経営者様・起業家様・個人事業主様のサポートを行っております。


これまで広報に関わってきた経験や、女性起業家様のSNS集客をサポートしてきた経験の中で、お客様が発信のパートナーであるわたしとコミュニケーションを重ねていくプロセス自体が、お客様が自分自身と深く向き合い、組織やサービスにおいて潜在的な価値を見出していく機会になっていると実感し、2022年からはインタビュアーと名乗り活動を始めました。

人・組織・地域を内側から温め、輝かせるインタビューの力を広めたい

インタビューは、ただ話を聞いてアウトプットするためだけでなく、人・組織・地域が抱えていた潜在的な想いや、蓋をしていた気持ちを引き出し、本来の力を発揮して輝き出すための原動力になるものだと思っています。

インタビューが持つ力をより多くの人にお届けし、一人一人が自分自身にスポットライトを当てられるようになり、自分も周りも満たされる循環が生まれていく。そのきっかけになれますように。

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