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7月8月の短歌

 7月後半から8月までのリハビリ期間の短歌たち。

ぐちゃぐちゃに 絡まったその糸を 解く前に捨てちゃった

真っ直ぐにきみの瞳を見ているよ 明日明後日、明明後日も

傷ついた。面と向かって言うきみの こぼす涙が真珠に見えた

ひたすらに幸福だけを祈ってる きみに手向ける別れのひとひら

夕方の駅のホームできみを待つ きみとふたりで同じ帰路つく

横たわり胸の前で手を組んで 瞼を閉じておやすみなさい

可愛らしい小さな嘘と知っていて 騙されててもだいすきでした


おまけ。

「水底で泥に抱かれながら、反射する光をみているよ。会いに来てね、おやすみなさい。」

「思い浮かべるのは新緑の美しい森の中。風が葉を揺らしてカサカサ音がする。遠くから鳥の声もして、生き物の気配が濃い森の中で、おやすみなさい。」


おやすみなさい。って素敵な言葉だな〜と思ってます。
それでは、皆さんおやすみなさい。夢の中でお会いしましょう。

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