弦哲也氏の歌に心震える
母がラジオをつけっぱなしにしていた。
いつもなら僕は好きな音楽にかえて茶碗洗いを始める。
でも今日はなんとなしに「このままラジオでも聞いてみようか」と思った。
そして聞いていると、ゲストは弦哲也だった。
急に神経が耳に集中する。
天城越えの制作秘話を語っていた。
演歌は基本、詞が先にあるそうだが、天城越えは作詞家と同時に作り進めていったということだった。
天城の旅館で作っていたが、作詞家が不意に散歩に出かけて帰ってくると、「弦ちゃん、天城隧道という言葉を入れたい」などと話しながら作ったという。
しかも、作詞家・吉岡治は普段は地名などは入れないらしい。
実際に歩いてみて、何か強く思うものがあったのかもしれない。
そして、放送では弦哲也がクラシックギターでの弾き語りで、天城越えを歌ってくれた。
良い時間だった。
今思えば録音しておけばよかった...
けど、その時だけだから良いものですよね。
他で歌ったものがYouTubeに上がっているので、それを楽しむことにします。
染み入る声なので、ぜひ聴いてみてください。
ご本人は、歌うたびに違う歌になると言っていました。
また、曲が完成した時には、作詞家とともに「(カラオケなどで)歌うには難しい曲だから売れないだろうね。でも良い曲ができたね」と話し合ったという。
それが今は若い人も含め、たくさんの人に歌ってもらって嬉しいと。
そして「雀百まで踊り忘れず」の言葉を引用し、若い人たちには本当に好きなことを見つけてそれに没頭してほしい、と放送を締めくくりました。
天城越えは年に数回聴きたくなるんだよなぁ。
[ 今日のFoveon: SD15 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM ]
#Foveon #SIGMA #写真 #SD15 #天城越え #弦哲也
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