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君たちはどう生きるか

宮崎駿大好きおばさんとしては、日本の劇場で見ることができてまず感動しました。

事前に情報が公開されず、子供を連れて見に行けるか不安でしたが、「子供が見ても大丈夫だ」というツイートをtwitterで見かけたので、子供たちと一緒に見に行きました。

パンフレットが公開終了後発売なんですって・・・!
映画を観終わって、感動がさめないうちに、すぐ読みたいのにね。

※ここからネタバレ!
またも映画の時は戦時中。
最近ずっと駿先生は戦争中じゃない?しかも皆金持ちなんだよなぁ・・・。
とか考えながら、トランクから出てくる缶詰の数々を眺めていた。

「宮崎汁100%」とか、「💊飲んで描いてる?」という言葉通りの内容だった。

主人公まひとの頭にフラッシュバックする母を失った時の記憶。
まひとの気が狂いそうになるのをうまく表現していました。この部分を見て「💊飲んで描いてる?」ってツイートしたのかも。

母が亡くなって、母の妹と結婚した父のことを許せない思春期まひと。めちゃくちゃわかるよ。父と新しい母のただいまのキスとか見ちゃって複雑になる気持ちも。実の両親のキスシーンだってあまり見たいものではないのに、最愛の母を失って、他の女とキスする父の姿なんて見たくないよな。お父さんを取られたような気持ちにも、裏切られたような気持にもなっているんだろうと思う。

まひとが自分の頭を石で殴るシーンがあるので、そこだけ子供に見せたくなかったかな。血が結構出たので。頭を殴ったの、最初は殴ってきた子供たちへの当てつけかと思ったけど、父の愛を確かめたくてやったのかもね。

あおさぎがにやっとしたり、窓からのぞいたりするシーンで子供が大層喜んでいた。アオサギが歩く姿、そしておっさんの顔を飲み込むしぐさの表現が良かった。

不思議な世界に入るときは木の間のトンネルの中を通るところ、トトロを思い出してジブリだな~って思いました。

子供、インコ好きなのでインコがたくさん登場するシーンでも喜んでいた。

インコの集会で隠れながら移動するまひとが、高いところから落ちそうになる描写もジブリ。これは千と千尋とかラピュタとかを思い出すよね。

気が狂ったり、現実で嫌なことがあって、皆”あっち”の世界に逃避するんだろうな。

いつもパンフレットを見ながら、色々思い出して映画の感想は書くんだけど、今回の映画は公開終了後の発売だから困ったな。
君たちはどう生きるかのパンフレットを買えないから、この前トルコで見たマリオのパンフレットを購入しました。トルコでは、映画館にパンフレット置いてないから困る。まぁ、売れないからなんだろうけど。

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