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より深く死ぬ


オステオパシーの治療を受けている時、
自分の前世らしきものが巡ったことがあります。

はじめに見えたのは、
チベットで子どもだった時です。

チベット人のわたしは死んだ直後で、
『わたし、しんだのかな?』
と思っていました。

男の子のような女の子、の感覚でした。

現実の体はだらんとしていて、
先生に首の脈を取られてるような感じが
していました。

次はすごく痩せているおじさんになっていました。

すべてが黄土色のような国で、
バラック小屋の中の、平べったいベッドの上で、
痩けた膝を立てて仰向けになっていました。

『私は死んだのだろうか?』

明らかにキャラが変わっていました。


そのあとも、
頬のふくよかな女の人だったり、男の人だったりを巡って(記憶は薄れていってます)

オードリーの若林氏に似た青年だった時、
『死んだのかな?』って。

すべて死んだ直後の自分が、
死んだことを認識しようとする場面なのです。

そして最後は、
呪術なのか儀式なのか、
そんな感じのことをやっている暗めの部屋に、
死んで横たわっていました。
たぶん女の人です。

そして生き返りました。
生き返ったのに、また死にました。


また死んだとき、
治療院のベッドで仰向けに寝ていたわたしの右腕が、
ぐっと床に近づきました。

さらに右腕が、
折れそうなほどぐぐっと強く動いたとき、
わたしは、もっと死んだことが分かりました。


死んでるのに、
さらにもっと『死んだ』のです。


もっと死ぬってなんだろう?
もっと生きるならわかるけど…

右腕に痛みを感じながら、
頭の中はぼんやりと、そんなことを思っていました。


治療が終わったあと、
自分がみたものを先生に話しました。

 
自分(わたし)のなかに、
今まで死んだ人たちがいるから
今、生きている。

いのちが繋がれているんだよ、
と言われました。


それは同じ『わたし』かもしれないけれど、
幾つものいのちが繋いでくれた、今のわたし。

そして、もっと『死んだ』からこそ、
今、このかたちとなって、
生まれてくることが出来た…


先生が、
今日は私も癒された…
と、そっと話してくれました。

わたし、あんなに死んでたのに?(笑)



子どもの頃、
こんな変な自分で生まれてきたのは
なぜなのか、
よく気にかけていました。

なぜこの顔なのか
なぜこの性格なのか
なぜこの家に生まれたのか
(子どもなので、こんな具体的ではないけれど…)

ある時図書館で、
前世とカルマについて書かれた本を読んで、

自分は前世で悪いことをしたから
こんな風に生まれてきたんだ…と思いました。

今の自分は、罰なんだ…と。

それらを奥底に植え付けたまま成長していき、
そして忘れていきました。


前世らしきものを巡った治療と、
子どもの頃の、カルマという思い込み。

今は
カルマ=罰
だなんて、ちっとも繋げていない自分がいます。


カルマというのも、
良い悪いも、
罪と罰も、

わたしが頭の中で
作り上げたマインドだと知ったからです。



表現が変わっても
先生たちから同じことを言われ続けています。

いいわるいは
あなたが頭の中で、
過去のものから作り上げたもの。
真実ではない。

あるのは
『体験をする』
ただそれだけです。




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