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映画レビュー|ウォンカとチョコレート工場の始まり

0.総評

※映画「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚…"では無い"物語です.おそらく.(本作に出てくるウォンカと上記の映画に出てくるウォンカの人格があまりに離れすぎています)
本作はこれだけで完成されているものでもあるので,前作等を気にせず見るのが良いと思います.
閑話休題,仲間や家族の大切さや彼らと力を合わせることの素晴らしさを説く良作です.勧善懲悪のストーリーをベースに家族・友情要素を入れた分かりやすく丁寧な作品になっています.
オススメ度:★★★★☆


1.あらすじ

母と共に美味しいチョコレート店を作ろうと夢見るウォンカは、一流の職人が集まるチョコレートの町へ向かう。しかし、魔法のチョコレートを生みだすウォンカの才能は、カルテルの妬みを買う。ウォンカは邪魔をされながらも仲間とチョコレート工場作りを進める。
引用元:映画ナタリー「ウォンカとチョコレート工場の始まり」

2.詳細感想

序盤からラストにかけてスマートにまとまった作品でした.
主人公ウォンカが登場して1,2分で彼の性格が分かり,どのようなイベントを経て倒すべき相手と対峙することになったか,その障害を仲間たちと乗り越えることでウォンカが何を得たのかが簡明で素直に感動できる作品でした.

「チャーリーとチョコレート工場」との関係
初めはてっきり「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚なのでは?と思い視聴を始めました.しかし「チャーリーとチョコレート工場」で出てきたウォンカと本作のウォンカはあまりに性格が異なります.
というより「チャーリーとチョコレート工場」のラストでウォンカは家族の暖かさを知るのですが,本作では既に家族の大切さを知っているウォンカが更に仲間の心強さを知るというストーリーになっており明らかに話が合わないですね?
このためこちらの作品たちの位置関係はパラレルワールド,こういう世界線もあったんだという風に解釈するのが妥当なのかもしれません.
蛇足ですが,「チャーリーとチョコレート工場」はなんと19年前に放映された映画らしいです.約20年前て…体感10年前よ…本当に自分がおっさんなんだなと感じました.せめて気持ちは若くありたいものです.

3.Special Thanks


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