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ミニトマト

作ったもの日記 #7

私の「自分の水準を上げるリスト」には「野菜を作る」とある。今年は家庭菜園に初めて挑戦し、ベランダでミニトマトを作っている。

植え付け

2024年5月10日の朝、苗の植え付けをした。道具も新しく揃えた。初めに買ったのは、プランター、支柱(180cm)、支柱と茎をつなぐ紐、じょうろ、土、とりあえずこれだけあれば始められる。足りないものは後から揃える。

まずプランターを水洗いし底石を入れて土を注ぐ。真ん中に穴を掘り、そこに苗を入れる。土を平になるように被せて整え、苗を定着させるためプランターの土と苗の土の境目を掌で押す。最後に水をたっぷりあげる。
買った苗にはすでに初めの花が咲いていたので植え付けができれば安心だ。ここから毎朝観察して土が乾いていたら水をあげる。脇芽が出ていたら摘み取る。茎が伸びたら都度支柱にくくりつける。

5月10日の茎

実ができる

5月19日、植え付けから1週間ほど経って、初めの花が実になっていた。他の花も続々開いている。

5月19日の実

6月8日、植え付けから1ヶ月、初めの実は丸々大きくなった。まだ赤くなる気配はない。茎はどんどん大きくなって気づけば4段目まで花が咲いている。

1段目
2段目
3段目
4段目

6月21日、初めの実がやっと赤くなった。そろそろ収穫できる。他の段も順調に花と実をつけている。

1段目
2段目
3段目
4段目
5段目

初収穫

6月24日、ついに収穫。植え付けから1ヶ月半、順調に育ってくれた。
初めの一つはそのまま食べてみた。スーパーで売っている美味しいミニトマトと比べると皮が硬いけど瑞々しくて美味しい。どことなく複雑な味がした。

トラブル

一つ目の収穫までは順調に育っていたミニトマトだったが、ここ最近はトラブルに見舞われてる。

①うどん粉病
ある日観察していたら、葉っぱにところどころ斑点のように白い粉がついていて、これが「うどん粉病」かとすぐにわかった。うどん粉病はカビのようなもので、放っておくと広がってしまうそうなので粉がついていた葉っぱは取った。梅雨で風も強く吹く時があったので風通しの少ないところに置いていたのがよくなかったようだ。根絶するためには農薬が必要のようだったが、一旦葉っぱを取ったところで様子を見ている。

②強風
さらに悲しいことに強風に吹かれプランターごと倒れてしまい、その際実が大きくなり始めていた5段目が枝ごと折れてしまった。他にも実がいくつか落ちてしまった。
風が一番当たらなそうなところに置いていたつもりだったが、そこは風の向きによっては風を受けて倒れるスペースがある場所だった。梅雨時であまり水をあげておらず、茎に対してプランターが軽くなってしまっていたのもよくなかったと思う。
これ以上育った実がなくなってしまうのは避けたいので対策を行った。プランターの位置を風を受けにくいところに移動し、支柱を物干し掛けと繋いだ。また著しく風の強い日は部屋の中に入れることにした。

摘心

7月9日、ミニトマトは支柱の高さを超えていたので摘心をした。これ以上背が伸びることはなくなった。ここまでで7段目までできていたのでまだまだ収穫は楽しめる。定期的に追肥をして残りの収穫を楽しみたい。

ミニトマトは初心者でも比較的育てやすいと聞きやってみたが、植え付けさえしてしまえば日々の手入れは水やりくらいで勝手に育ってくれた。トラブルもあったが、初めてなのでむしろ経験になってよかった。家庭菜園でのプランターならではのコツがいろいろありそうなので、他の野菜にも挑戦していきたい。


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