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ドラムのビール煮とおふくろの味。

"おふくろの味"
令和の時代において、この言葉を使う機会もなかなかあるものではない。だが、どんな家庭にも頻繁に作る料理はきっとあるだろうし、自ずとその味は記憶に刻まれていくだろう。

"料理は冒険だ"と言う名言を残した私の母も、おふくろの味と言えるであろう逸品をいくつか残してくれた。
※こんな言い回しをしているが決して故人ではない。

そんな懐かしい味を思い出していると、
「仕事いぎだぐなぁーい!!」と現実逃避を試みる妻の姿が目に映る。
よし、今夜は"おふくろの味"と"おたけの味"の共演で妻の労をねぎらうとしよう。


"ポテチ"サラダ

これぞ斬新かつ懐かしの味。
ポテトではない、ポテチである。
サラダの概念を覆すハイカロリーフード、それが私の"おふくろの味"の1つである。

まずは玉ねぎをスライサーで薄くスライスし
水にさらしておく
※今回は他の料理にも使うので大量に
よく水を切った玉ねぎにツナを投入
主役のポテチはのり塩が最強だ。
※もちろんあなたの推しを採用して構わない
軽く砕きながら加える
おおよそ玉ねぎと1:1
マヨネーズとコショウを加えて和える
一瞬で完成。玉ねぎが苦手な子にオススメだ

幼少期に時々食卓に並んだ一品。
特殊な料理だが、酒のツマミにも、ご飯のお供にもなる。妻の実家で作らせて貰った際にも好評だった。


オレンジ風味のカルパッチョ

ここからは"おたけご飯"を作っていく。

オリーブオイルオレンジジュースレモン果汁
コショウを合わせておく

オレンジを加えることでまろやかで口当たりの良いソースになる。

サーモンをお好みの薄さにスライス
先程の玉ねぎとベビーリーフを加え
先程のソースと和えれば
こちらもパパッと完成


トリュフ香るちょっと贅沢バケット

今回のメニューを考えながら業務スーパーで買い物をしていると、以前から気になっていた商品が目に留まる。
これだ。

トリュフソースである

おいそれとは使えない商品、気にはなるが買わずにいたこちらを使ってみることにした。

妻の好きなバケットに乗せてみよう。

クリームチーズ生ハムトリュフソースを乗せれば
ワインに合いそうな一品の完成。


ドラムのビール煮込み

今回のメイン料理、
スーパーで見かけ衝動買いしたはいいが、冷凍庫で眠っていたこちらを使っていく。

鶏のドラムスティックである

当初は豪快な唐揚げでも作ってみようかと考えてはいたものの、今回のプランに合わせて路線変更。

まず今回多用している玉ねぎを
オリーブオイルで炒めていく
ほんのり飴色になればOK
ドラムと
ビールを加え
※妻が唯一美味しく飲めるスーパードライで
半開きで蓋をしてしばし煮る
アクが出たらすくっておく
ある程度火が入ったら
コショウバターコンソメ
にんにくローリエを加え
落し蓋をして煮込んでいく
※今回は2時間程度
仕上げに落し蓋と蓋を外し、
スープを煮詰めて濃縮していく
好みの濃さまで煮詰めたら盛り付けて完成



今宵はスパークリングワインと共に

なんとか1日を乗り切った妻が帰宅し、シャワーもそこそこに乾杯をする🍻
私が質問しなくても「うんまぁ〜い!」とこぼす満面の笑みを見ていると、料理は楽しいと再認識する。
ただし、最も妻の手を止まらなくしていたのは
"おたけの味"よりも"おふくろの味"の方だった気がする。。母は偉大なり。

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