十四字詩 初雪

もう今年も終わる頃の雪

雪降り続く助六食べる

雲過ぎ去れば停電が来る

喉も鼻も痛い雪止んだ

白い壁映す枯木の影

あちこちから来る隙間風も

落ちた椿を古墳に投げる

駅のホームにふわり粉雪

故郷の餅が届き帰宅

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