登園日記#23 むすぶむすぶ
今日も今日とて朝ごはん。
妻が長男に好物のパンと、桃をさしだした。
が、長男は「絵本を持ってきて!」という。
というのも、最近の長男のブームは、「結びつけ」。絵本と図鑑に同じものが書いてあると、その二つを並べて「ここにも書いてある!」と指摘する遊びにハマっている。
止めてもとまらないし、クリエイティブでいい遊びだなとも思うので従ってみる。
さっそく、桃が出てくる絵本、パンが出てくる絵本を指差してご満悦。ご機嫌で朝食も食べ、元気に登園した。
保育園の入り口の前に立つと、何人もの子供が、長男の名をフルネームで呼びながら近づいてきた。
その子たちは勢い余って入り口のドアを開け、長男は頭をぶつけていたが、なんだか嬉しそうにしていた。
よく見れば、見たことのない顔もいくつか。この春から加わった子たちなのかもしれない。
暫く登園が制限されていたから、この子たちと長男が触れ合う期間はそんなになかったのに、それでもこんなに仲良しなのか。
子供たちの順応の早さには目を見張るばかり。
いろんな知識と、知恵と、友達と結ばれていって欲しい、などと月並みな感想を弄びながら、保育園から駅までの道を歩いた。
さて、電車が来た。
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