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登園日記#27 はじまりはいつも雨

今朝は雨。

昨夜の次男による波状攻撃的な夜泣きで、今朝は父も母もフラフラ。

長男も、目覚めこそしないものの寝苦しそうにゴロゴロゴロゴロベッドの中を移動していたところからすると眠りが浅いようで、ふにゃふにゃと起きてきた。

まあ不機嫌で荒れないだけ、感謝すべきなのかもしれない。

僕の作った(混ぜた)雑な朝ごはんを文句言わず食べ、もそもそと着替え、最後にレインコートと長靴という小さな非日常で少しだけテンションを上げ、長男は僕と家を出る。

長男は、交通機関に乗るときに、自然に傘を閉じ、降りるときは自然に傘を広げた。

あまりに自然でいったんスルーしたが、これ、よく考えたらすごいことだ。

ついこないだまで次男に毛が生えたようなもんで、何でもガチャガチャいじってるだけだったのに。

そういえば昨日も、見たいdvdをプレイヤーに入れたり、僕のスマホでトトロの曲をかけようとしたり、画面読み上げ機能をいじって機械音声に爆笑したりしてたわ。

物怖じせず何でも触ってみれば、何でも身につく、そんなものかもしれない。そして僕ら親は、ある程度の失敗を微笑みとともに流し、次の挑戦を促してあげないといけない、ということなのだろう。

何かあったとき、子供のの心にへばりつきそうな失敗の記憶を優しく洗い流す慈雨。ソウイウオヤニ、私ハナリタイ。

ついでに言えば、自分の失敗の記憶も、ヘラかなんかでこそげ落としたい。



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