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登園日記#26 日々の裏に

昨日、長男は登園しなかった。睡眠時間は足りているのに、どうやっても起きずにタイムオーバーになった。

今朝は早めに起きて、好きなおかずでご飯を食べ、登園していった。

これだけ書くと、非常に淡々とした日が流れている。まぁ実際そうだし、それこそ目線をすこしあげれば、一瞬のことなのだと思う。

でも多分昨日の長男には、何か保育園に行きたくない理由があったし、今朝行くことに決めたのにも何か理由がある。もっといえば、行くと決めた今日だって、保育園までの道でママを恋しがって帰ろうとした。昨日、家でママとのの生活をエンジョイした余波のようだった。

保育園の友達を、キライと言ったりもしている。好きだとも言ったりしている。

日々の裏に、小さくて揺れやすい感情が、いつも存在している。

大人になると、いかに感情をコントロールするか、とか、平常心、反応しない練習、などなど、フラットでいることを求めるメソッドがたくさんある(最近は幼児書にもある) 。

でも今はもう少し、この感情を見ていたい。取り返しのつかないような思いはして欲しくないけど、ある程度喜怒哀楽をちゃんと味わってほしい。

いろんな山を登って、谷を下って、その上でたどり着いたのが、最初と同じ高さの配置だったとしても、歩いたことにはきっと価値がある。少なくともすこしふくらはぎが強くなってるはず。何かのはずみですこし下がった時に、戻ってくる力があるはず。

長男への気持ちのはずが、自分への言葉になっていたので、今日はここまで。



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