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長期実習が1番きつかった話

昨日は専門学校3年次に2週間行った短期実習の話を振り返ってみました。

本日は4年次に行った1期目の長期実習について思い出してみます。

考えてみると、この実習が1番きつかったですね…

なにがしんどかったかまとめていきます。


眠気との戦い


臨床10年目のバイザーで、言語聴覚士は一人という慢性期の病院でした。

ここできついと感じたのは眠気とレポート。

お忙しい中で実習を受け入れて指導してくださっているというのはわかっているんです。

患者さんにもとても感謝していたんです。

でも、本っ当に見学中の眠気がすごい。

慢性期の病院ということもあり、患者さんの入れ替わりもほとんどなく、意思疎通困難な方がほとんど。

なかなかお話する機会がなく、ずっと座って見ているだけという時間がほとんどでした。

睡魔の原因



その睡魔に拍車をかけたのは、レポートの多さでした。


なにが多かったのかというと、流暢性失語でものすごーーくお話しされる量か多い方の検査の書き出し作業。


検査はすべてビデオ録画をして紙に全部書き出しする。
症状すべてに線を引いて洗い出してから考察しよう。
という方針のバイザーだったのです。


実習後、病院に残って何度も録画を再生しながら全部の発話を書き出し。


帰ってから教科書とにらめっこしてその発話をなんの症状かあてはめる…正直気が遠くなりました。


レポート中、何度も眠気に負けてその場で寝落ちし、早朝に焦って起きてなんとか終わらせる毎日。

そのおかげで、見学中も眠気と戦うというつらい状況に陥りました。

当然のことですが、実習中の睡眠は本当に大事です。

実習で学んだこと


就職してから私が実習生を担当した時は、必ず0時まで寝るように指導しました。

睡眠不足で実習に来ても、頭も回らなければいつもはしないミスも誘発してしまいます。

フィードバックの時間には絶対前の日に何時に寝たかを聞くようにして、レポートよりなにより睡眠時間と体調管理にだけは気をつけていました。


もちろんレポートや症例報告も大切ですが、それ以前に体調を崩すと学べるものも学べなくなってしまいます。


私は幸い実習中に体調を崩すことはありませんでしたが、今まで見てきた実習生の中には体調不良で来られなくなる子もいました。

せっかく貴重な経験をすることができる臨床実習です。

万全の状態で実習期間をこなし、そこでしか学ばないことをたくさん身につけたいですね。


ここまで読んでくださってありがとうございました。

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