疲れ切ってお風呂に入れないとき

土・日・月、いろんなことがありました。
久しぶりにウウ〜と声がでちゃう泣き方をしました。


疲れ切ってお風呂に入れない。
お仕事もあるのに気力がわかない。
お風呂はボタンひとつでわくけど、ボタンを押すチカラがない。
どうにかしなければと焦ります。


抑うつ的な状態でお風呂に入れないというのはよくよく見受けられる困りごとですよね。

良く眠れるようになる、リラックスできるなどとお風呂に入るメリットをいくら挙げられても、入れないものは入れないですね。

髪と身体は分けて入って洗えばいいとか、入浴剤などでお風呂に楽しみをつくろう、というのも、響かないです。
糠に釘。


ああ、私はいま糠みたいになっているんだなあ。改めて思います。
くちゃくちゃなんだなーって。


こういう時にやらない方がいいことは、自分で自分を責めること。

だいたい「自分で自分を責める」の「自分」って自分じゃないんですよ。
スーツ姿で政府高官、お役所の役人みたいなカチッとした感じのキャラクターが生み出されていませんか?
お仕事に精を出し、健康管理ができていて、人生なんとかやっていけてるキャラクター。もちろんこの人は毎日お風呂に入っています。

そのキャラクターは糠にでも埋めましょう。

だって、実際の自分というのは、いま、お風呂に入る気力がない私なんだもの。


お風呂に入れない人は、ダメな人間などではありません。
数々のデメリットを進んで選べる潔さ。


荒野の用心棒です。
マカロニ・ウエスタンなのです。

(※イメージです)


お風呂に入れなくても死にませんが、毎日お風呂に入っている人々がつくる社会に参加はしにくくなりますね。
これは確かに困ります。

ほんとはね、一番いいのは、お風呂に入る気力がなくなるまでがんばらないこと。
どのくらいがんばったらマカロニ・ウエスタンな自分にならざるを得ないのか、記録しておくと良いかもしれません。


どうにもならないときは休むしかないのでしょう。

ドルチェ&ガッバーナで荒野の用心棒は働けないですから。

万が一、ドルチェ&ガッバーナ側が「荒野の用心棒・大歓迎☆★☆★」となれば話は別ですが、そうならない場合、私の方が脱・荒野の用心棒するしかないのです。

「ドルチェ&ガッバーナで働けないデメリットがあるのに、あなたはお風呂に入れないの!?」ママはヒステリックに叫ぶかもしれません。

メリットをメリットとして選択できる人は、幸せですよね。デメリットだとわかっていてもそちらにしか進めない場合があるんですよ。

「はい、右の船は天国行き、左の船は地獄行きですヨー!自由にどうぞ!」と言われて、ウウ〜と声を出して泣きながら左の船に乗った事がある者だけが石を投げろです。

荒野の用心棒同士ならわかるよね。


220円の手数料がかかっても、コンビニのATMを使わざるを得ないときが人間にはある。


デメリットにしか進めないときのあなたを責める他人は、たとえ近しい人でも、ママでも、あなたに心を配る人ではないです。
糠にでも埋めましょう。


疲れ切ってお風呂に入れないときにお風呂に入れるようになるライフハックマガジンではないのです。
いまはガンマンになりきって、そういうコスプレ中だと思って過ごしてみましょうか。

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