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【復職への道⑪】産業医面談と人事面談。そして緊張を数値化してみる。

休職に入って約1年半。長い停滞期間を抜け、やっと復職を決意。前回、主治医から復職OKの診断書が出て、今回いよいよ産業医面談と人事面談へ!ついでに当日の緊張を数値化して推移をみてみよう。

<前回の記事>

まずは産業医面談

面談は15:30からだ。朝から特にやることが無い。ジョギングは昨日やってしまった。昼食を兼ねてのんびりと近くのファミレスにでも行くことにした。面談前にこれまでやってきたことなどを軽く整理し、早めに現地へ向かおうと思う。

Upmind

最近、「Upmind」というアプリを使っている。機能は色々あるようだが、私が気に入っているのが自律神経を数値化してくれるところ。

携帯のカメラレンズに指を30秒間あてると測定できて、下記3項目を数値で教えてくれる。手軽に測定できるところも良い。

(1)自律神経スコア
 自律神経が「交感神経」と「副交感神経」のどちら寄りかがわかる。日中はバランスが取れているのが理想で、夜は睡眠に向けて副交感神経寄りが理想。

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(2)心拍のゆらぎ
 心拍の間隔の変動。

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(3)心拍数
 1分間の心拍数。

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今日の推移をみてみよう

今日は産業医面談があるので朝から緊張している。思いついた。産業医面談までの自律神経の推移をみてみようと思う。

私は緊張するタイプ

ちなみに私は緊張するタイプだ。緊張の度合いも強めだと思う。イベントなどの開始が近くなると緊張は青天井で強くなる。ピーク時は自分の心臓の動きでシャツが揺れるくらいだ。ただ、幸いなことに長くは続かない(心臓がもたないのだと思う)。事の開始とともに緊張は収束していき、安心できそうだと思うとリラックスしていくタイプだ。毎度、「何事も始まればなんとかなる」と自分に言い聞かせて、ここまでやってきた。

ちなみに、結婚式の指輪交換では指が震えた。「皆の視線がここを見ている」と思ったら、どうにも止まらなかった。いつかの会社説明会では、社員として登壇して学生に話をした時、笑っちゃうくらい膝がガクガクした。緊張する場で出されるお茶も飲めない。緊張で手が震えて「カタカタカタ」と驚かれてしまうからだ。

11:35(産業医面談まで約4時間)

近所のファミレスに入りランチをオーダーした頃だ。面談まではまだ4時間あるので緊張感はそこまで高くは無い。このファミレスは何度も来ている場所なので、場所への緊張も無いだろう。心拍数は少し高めだが、ここから一息つけるだろう。

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12:45(産業医面談まで約3時間)

ファミレスで1時間ほど作業した頃だ。何時頃ここを出ようか考えている状態。落ち着けるかと思ったが、心拍数は73と高めを維持したままだった。おそらくこれ以上は下がらないだろう。

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13:43(産業医面談まで約2時間)

ファミレスを出発し、電車の乗り換え待ちの時だ。歩いたりしたので心拍数も少し高め。

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14:11(産業医面談まで約1時間)

早めに現地到着し、最寄りのカフェで時間調整。座席を確保できて、コーヒーを飲んで一息ついたところ。ただ、はじめて入るカフェなので場所への緊張感はある。

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15:26(産業医面談4分前)

ビルに入り、受付に行く直前に測定した。おそらく緊張のピークだと思う瞬間だが、心拍数100を超えるような数字は出なかった。要因は場所、人への慣れが少しあるからだと思う。何度か面談に来ており、何人かの顔を知っている。実感としては「緊張はしているが、心音が聞こえたり、必死になるような状況では無い」である。

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産業医面談を終わって

産業医面談は無事に終了し、復帰が認められた。最初は保護対象といった属性がつくようだ。定時勤務で残業や夜勤などはできない。様子を見ながら、徐々に保護を外していくようだ。

「今日の面談が決まってからは、朝は早めに起きてしまう」等話していると、産業医からは「心配しないで。ゆっくりやるから大丈夫ですよ」と言われた。なんだかこの一言があたたかかった。ほっと安心できた。

人事面談へ

後日、人事と配属について面談することになった。元気な姿を見せたいと思い、対面での面談を希望したが、このご時世で出社制限もあるため実現は難しいとのことだった。「リモートでも顔色や表情は伝わるから大丈夫ですよ」とのことだった。それならば安心だ。リモートでお願いした。

人事面談当日

当日。面談相手は総務部長と人事部長とのことだった。残念ながら面識は殆ど無い。あまりいい顔されなかったらどうしよう。「いい年して戻ってきても居場所無いですよ・・」なんて困られた日には・・と悪い憶測ばかりしてしまった。不安ばかりだ。そして開始直前に自律神経を測った。

すごい数値がでた

不安要素ばかりの面談。すごい数値がでた。心拍数は128を計測した。アドレナリンでてるかも!

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面談内容

面談は和やかだった。休職に至った経緯を話した。中途で入ったからには・・と、自分のあるべき姿を勝手に作り上げ、周りの期待以上を目指して転び自爆してしまった。相談できる環境だった。もっと相談すれば良かった。採用いただいた上司に申し訳ない。この1年、自分と向き合い対策を考えた。また働かせて欲しいと。

会社からは、誰かへの恩義は感じ過ぎなくてよい。それはそれだ。会社は色々な仕事をやっている。あなたは1つの部署しか知らないから、これから色々な仕事を見て、自分に合う仕事を見つけて欲しい。とも。

有り難かった。私もいずれかは色々な仕事を見てみたい。だが、先ずは元の職場への復帰を希望した。1社目での休職は上司が原因だったが、今の会社は違う。なので、先ずは知っている顔が多い場所に戻ることを優先したい。最初だけは甘えさせて欲しい。そこで数ヶ月やって、助走をつけて飛び立てたらと思う。聞くと、元の部署は今も忙しくしているようだった。会社側もその希望に理解を示してくれて、その方向で社内で話し合うとのことだった。

復職日だけは決定した。2/16だ。

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