見出し画像

花という想いを贈る(映画「ローズメイカー 奇跡のバラ」を観て)


ハロー、u子です。

誰かに花を贈ったことはありますか?自分のために花を買ったことはありますか?

久しぶりに実家に帰ると、綺麗にフリージアが咲いていました。
母が出先で見つけ、父に「買ったら?」と後押しされ、我が家に来たそうです。無邪気に経緯を教えてくれる母の姿に、わたしも嬉しくなりました。
会話にも花が咲きます。もう、春ですね。


今日は、ずっとアマプラにおすすめされていた映画を観ました。
「ローズメイカー 奇跡のバラ」
おすすめ機能の精度を感じる、自分好みの映画。

この主人公にとって、バラは「作品」。
わたしは、バラを分類するなら「自然」だと思いこんでいました。バラに限らず、先日実家で見たフリージアも。

しかし、種の交配やバラ園の経営という背景を知ると、「作品」と言われて納得せざるを得ません。人間によって作られたものです。

「自然」「ナチュラル」「オーガニック」「天然」という言葉が魅力になる時代ですが、そうではないことの方が多いと気付きました。

だからといって魅力が下がるのではなく、人工の芸術作品だって誰かを喜ばせたり癒したり何かを伝えることはできます。むしろ、作品の方が自然なものよりメッセージを伝えるのは得意なはず。

頭の中を流れるのは、宇多田ヒカルさんの「花束を君に」
愛しい人へ花を、想いを、贈れる人でいたいと願うのでした。

おしまい。

この記事が参加している募集

#映画感想文

66,996件